準備
イベント コスト3
あなたの手札を表向きにして脇に置く。
あなたの次のターンの開始時、その中のアクションと財宝カードを好きな順番で使用し、残りを捨て札にする。
強すぎると思います
かねてから「ターン開始時にタダでアクションカードをプレイさせてくれる効果は強い」と言ってきました。タダでキャントリップ1枚打つだけで手札6枚と1アクション増えるわけですから、これは手札5枚から始めて研究所(5)と村(3)を打った後の状態と同じです。
他にも、タダで村を打って「手札6枚・残リアクション3」となることは研究所→村→村と打つことと同じであり、タダで鍛冶屋(4)を打つことは研究所を3枚打つことと同じです。
こうした「タダ打ち」ほど強いものもないんですが、この準備(3)はなんと、たった3金1購入を払うだけで枚数制限なく、そのタダ打ちをいくらでもさせてくれるというイベントです。ちょっとさすがに強すぎませんか。
11金2buyデッキ
これがどのくらい強いのか、試しに鍛冶屋と市場(5)だけのデッキを作って考えてみましょう。
脇:
手札:
山札:
前ターン、準備によって脇に置かれた7枚のうち、鍛冶屋3枚をターン開始時にプレイすると、それだけでデッキを引ききることができます。
市場だけを通常通りにプレイし、計11金2buyを出して属州と準備を買うと、プレイしなかった鍛冶屋3枚と屋敷3枚を脇に置くことができます。
脇:
手札:
山札:
その次のターンも同様に、鍛冶屋3枚をタダでプレイすることでデッキを引ききり(屋敷2枚を捨てて)、市場をプレイして屋敷を引き、同じく11金3buyで属州と準備を買うことができます。これで次のターンも引ききり確定です。
何しろ鍛冶屋をタダで打てるんですから、雑にたくさん入れておいて、それらを半分ずつ交互に打つ、とするだけでいいんですね。
というか、なんでもできる
上の例は毎ターン同じことをするために、必要なカードを半分ずつ交互に打つという例ですが、ただ1回だけやりたいことがあるなら、それに必要なカードすべてを手札に引き、準備を買うだけで次のターンに実行できるということになります。
それはもう本当に、なんだっていいんです。なんでもいいんでそれらすべてをここに書くことはできないんですが、例えば橋(4)を7枚手札に引いてから準備買う、とか。