ある首謀者がウミガメを選んだところ、すぐにその場を後にした。何があった?

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次のターンに手札のアクションカードを「タダで」3回プレイさせる首謀者(5)。宮廷(7)と比べてコストは安いものの、効果が出るまで1ターン遅れてしまう点には注意すべきです。

その「遅くなる」という問題ですが、例えば宮廷に宮廷を重ね掛けした場合、あと3枚のアクションカードをそれぞれ3回ずつプレイできるようになりますが、首謀者+首謀者でこれを実現しようとする場合、さらにもう1ターン待つ必要があります。この間首謀者は場に残ったままになるため、例えば毎ターン引き切りを実現するために首謀者+首謀者からターンを始めるデッキを作ろうとしたとき、これを2セット交互に打つために、4枚の首謀者が必要になります。

※さらに言うならば、首謀者+首謀者と持続した次のターン、その対象として3枚目の首謀者を選べばその3枚が、その次のターンに4枚目の首謀者も重ねればその4枚が場に残ることとなり、デッキに首謀者が帰ってこなくなったままゲームが進むこととなります。


さて、首謀者で首謀者を3回プレイするとき、その3回目にチョウ、馬、ウミガメの習性を選んだ場合、どうなるでしょうか。

 

チョウの習性 このカードを自身の山に戻し、これよりコストがちょうど1高いカードを獲得してもよい
馬の習性

+2カード +1アクション

このカードを、このカードの山に戻す。

ウミガメの習性

このカードを脇に置く。

そうした場合、次のあなたのターンの開始時、それをプレイする。

 

 

どれも2枚目の首謀者が持続しなくなるため、1枚目の首謀者はこのターンのクリンナップフェイズに場から捨て札になります。これで場には何も残りませんが、首謀者の2回分の効果だけは残り、この次のターンの開始時には手札から2枚のアクションカードを3回ずつプレイすることは可能です。

 

このうち、チョウと馬の習性を選んだときには2枚目の首謀者はサプライに戻ってしまいますが、ウミガメの習性ならば脇に置くだけで済み、かつその首謀者は次のターンの開始時にタダでプレイできるようになります。

 

首謀者+首謀者で

首謀者を3回プレイ

首謀者2枚が次のターンまで場に残る。

次のターンの開始時、手札からアクションカード3枚を3回ずつプレイ。

首謀者+首謀者で

首謀者2回とウミガメ1回プレイ

首謀者1枚は捨て札に置かれる。もう1枚は次のターンまでは脇に置かれ、次の次のターンまで場に残る。

次のターンの開始時、手札からアクションカード2枚を3回ずつプレイ。

次の次のターンの開始時、手札からアクションカード1枚を3回プレイ。

 

さてどちらがいいのか。毎ターン首謀者の効果を得る状態を作ることを考えれば、次の次のターンまで約束される後者の方が安定していると言えるでしょう。