ドミニオンの日々(はてなブログ)

カードゲーム「ドミニオン」について

Plunder 全カード公開 その2 イベント

続いてイベント。Plunderには15種のイベントがあり、そのうちプレビュー未発表の8種を以下に。

 

Avoid(回避、敬遠)
イベント コスト2


+1購入
このターン、次にあなたがシャッフルするとき、そのうち3枚までを捨て札置き場に置いてよい。

このターンにシャッフルしないなら意味なし。

2金でメイソン団の1.5好意分に相当。4金で2回買えば6枚までをリシャッフルに含めずにおけます。買い過ぎてリシャッフルする山札が5枚未満になった場合、それらを手札に引くだけになるそうです。

 

初手3-4を、銀貨-Avoid×2として銅銅銅屋屋屋の6枚を除き、銀銅銅銅銅の5枚だけをリシャッフルすると、これがそのまま第3ターンの手札になり、6金が確定することになりますね。

 

ところで、テキストに「捨て札を見て~」とは書いてませんが、見ていいそうです(いつから略されるようになったんでしょう・・?)。デッキ構成がわからなくなったり、属州何枚買ったか忘れたときなんかはいいですね。

 

Deliver(配達、引き渡し)
イベント コスト2


+1購入
このターン、あなたがカードを獲得したとき、それを脇に置き、ターン終了時に手札に入れる。

初手4金でこれと礼拝堂(2)買うと次のターンにすぐ4枚圧縮できるとか、初手5金でこれと詐欺師(3)買うと楽しいとか、いろいろ考えられますね。

なお手札に入るのは次のターンの開始時ではなくこのターンの終了時であるため、民兵(4)が間に合います。

 

Foray (襲撃)
イベント コスト3


手札を3枚公開しながら捨てる。それらが3枚の名前の異なるカードであれば、Lootを獲得する。

3金出しつつ異なる3枚を持っているという状況、屋敷場では中盤になるまで条件を満たすのは難しいものの、一方終盤になると属公銅を捨てるなどして容易になります。

 

Launch(進水)
イベント コスト3


1ターンに1度:アクションフェイズに戻る。

+1カード、+1アクション、+1購入。

3金出せばターンをやり直せると。

じゃあ11金出してこれを買い、アクションフェイズに戻って策士(5)を打ち、再び購入フェイズに戻って属州を買う、みたいな策士ループが可能ですね。

 

 

Mirror(お手本、模範)
イベント コスト3


+1購入
このターン、次にあなたがアクションカードを獲得したとき、それをもう1枚獲得する。

コストが3になった石工(2)のようです。獲得する2枚は同じカードでないといけませんが、不要な石工を獲得せずに済みます。

たとえば寵臣(5)を買い集めたいとき、8金で寵臣2枚買えると考えるとお得です。あるいは11金で3枚、14金で4枚、と。

そしてコストに負債を持つカードを買うとさらにお得に。初手3金でこれと大君主(8d)を買えば、8負債を負う代わりに大君主2枚を獲得できます。

 

Scrounge(集り)
イベント コスト3


1つ選ぶ:
・手札を1枚廃棄する
・廃棄置き場から屋敷を1枚獲得する。そうした場合、コスト5までのカードを獲得する。

単純に屋敷圧縮のために買っても強く、初手Scrounge-銀貨と買えばデッキは10枚9金になり、2周目は6-3か5-4に。つまり「2周目の5金率」は100%です。

あるいは初手でScrounge-Scroungeと買い、コスト5のカードを獲得するのもいいですね。

 

Looting(強奪、掠取)
イベント コスト6


Lootを獲得する。

え?じゃあ誰も金貨買わなくなるのでは?

 

Invasion(侵入、侵略、侵害)
イベント コスト10


手札からアタックカード1枚をプレイしてもよい。
公領を獲得する。
アクションカード1枚を山札の上に獲得する。
Lootを獲得し、プレイする。

やることの多さはよろずや(4)のよう。

10点で公領と好きなアクションカードとLootを獲得できるのは強いか弱いか。アクションカードは大市場(6)でも支配(6ポ)でも大君主でもよい、と考えると強そうですが、Lootは選べないため、それが+購入の付かないものなら得た3金が無駄になることも。