二日目。新たな財宝カードが2種と、青いアタック（！）が。
Crystal Ball（水晶球）
財宝 コスト5
＋1金
あなたの山札の一番上のカードを見る。
それを廃棄しても、捨てても、それがアクションか財宝ならプレイしてもよい。
投機(5)と借金(3)（と家臣(3)）が合わさったような効果ですが、財宝カードが出るまでめくってくれるわけではなく、めくるのは1枚だけ。それが勝利点や呪いだとこのターンの出力に貢献してくれません。
そして「購入フェイズ中にアクションカードをプレイする方法」がまたひとつ。まだ財宝カードをプレイしている最中ですから、例えば鍛冶屋(4)に当て、新たな財宝カードを引くことができればそれもプレイすることができます。
なお、見たカードを「廃棄も捨てもプレイもしない」ことを選んだ場合、そのまま山札の上に戻すそうです。だから「公開する」じゃなくて「見る」なんですね。
Investment（投資、出資、投資金）
財宝 コスト4
手札を1枚廃棄する。
1つ選ぶ：
- ＋1金
- これを廃棄する。そうした場合、手札を公開して、それに含まれる名前の異なる財宝カード1種につき＋1VP
アクション権不要で手札廃棄できるのはいいんですが、その代わりにその廃棄したカードのコストやタイプによらず、その後の効果とは何の関係もありません。珍しいですね。
銅貨でも屋敷でも、廃棄しながら＋1金を得るのはなかなかいい感じですし、廃棄するべきものがなくなってからはこれ自身が廃棄できる（倒壊(2)っぽい最期ですね）というのもいい感じです。ただし勝利点を稼ぐ目的だけで使うには、これ自身も廃棄する必要がある以上、工夫が必要です。
Clerk（書記、事務官、吏員）
アクション-リアクション-アタック コスト4
＋2金
手札を5枚以上持つ他のプレイヤーは、そのうち1枚を自身の山札の上に置く。
ーーー
あなたのターンの開始時、このカードを手札からプレイしてもよい。
リアクションでアタック。青いのにアタックですか。そしてリアクションの契機は「あなたのターンの開始時」ですって。
つまりターミナルシルバーではあるものの、ターン開始時に持っていればアクション権が必要なく、先に「タダ打ち」してから他のアクションカードをプレイできるということに（ならば手札が減った分だけ、書庫(5)なんかを打つのが得ですね）。逆にアクションフェイズ中に山札からこれを引いてきたなら、これを打つためのアクション権が必要になってしまいます。
そしてアタック効果は、いなくなったはずの幽霊船(5)のマイルド版。Crystal Ballなど、対抗策がいろいろありそうですね。
