かねてからアナウンスされていた海辺第二版、今日から三日連続で収録カードが発表されます。ようやくですね。
Astrolabe(天体観測用の機器)
財宝-持続 コスト3
現在と、次のターンの開始時に:
+1金
+1購入
2ターンに渡って+1金を生むカードと言えば、海辺では灯台(2)と漁村(3)に続き3つ目となります。これらに勝るところと言えば、やはり+購入が出るという点でしょうか。
とは言え、例えばこれと漁村が同時にサプライにあるとき、やはり漁村の方が人気になるんじゃないでしょうか。
Blockade(封鎖、閉塞、妨害)
アクション‐持続‐アタック コスト4
コスト4までのカードを脇に獲得する。
次のターンの開始時、そのカードを手札に入れる。そのカードが脇に置かれている間、他のプレイヤーが自身のターン中にこれと同じカードを獲得したとき、そのプレイヤーは呪いを獲得する。
1ターンの間だけ効果のある抑留(2)といったところでしょうか。
単純に銀貨を獲得して次ターン+2金とするだけでもまあまあ強く、その他のコンボパーツ集めに利用しても”同業者”への邪魔になっていいですね。
多人数戦でみんなが初手でこれを買い、2周目にみんなこれを打って目ぼしいカードを抑えられると、後からこれを打つ人は欲しいカードがあっても呪いが嫌で獲得するわけにいかず、手札にあってもあえて打たないということにもなりそうです。
ところで、早くもこれを使ったおもしろプレイが見つかっております。
封鎖で呪いとって黒猫無限ループとか考えてる人いて笑ってる。天才かよ。 pic.twitter.com/7MGUDbbKg7
— yu-ne (@yune_dominion) 2022年5月16日
カードの獲得をトリガーに呪いを獲得させるという効果なもんで、ならば相手のターン中に呪いを獲得させる黒猫(2)によって、呪いの獲得に対して呪いを獲得させる、という無限ループを実現しています(もちろん呪いがなくなるまで)。
これを狙ってBlockadeで呪いを獲得しておいたところで、相手がこれを恐れて勝利点カードの獲得を避けたら実現できませんが、逆に言えばこうしておくだけで相手に勝利点カードを買わせないことができるということに。
黒猫戦ではよくある「終盤に属州を買うとかえって損する」という状況が、Blockadeによってさらに極端になるような。これって下手するとゲームが終わらなくなるんですよね・・・あんまりよくないような・・・
Monkey(猿)
アクション-持続 コスト3
次のターンの開始時まで、右隣のプレイヤーがカードを1枚獲得したとき、+1カード
次のターンの開始時、+1カード
右隣のプレイヤーが、だいたい1ターンに1枚くらいは何か獲得してくれると思えば、次のターンは手札7枚から始められるということに。コスト3にしては強いですね。
あるいはこれをプレイしてから、何らかのカードを獲得させるという方法でもいいでしょう。魔女(5)でも海の妖婆(4)でも、あるいは大使(3)でも。