同盟のレビュー、四日目ともなると、そろそろ強力なカードが登場してくるようで。
今日のテーマは「反復」とのこと。画策(3)を打った時のように、プレイしたカードがすぐ山札に戻ってくるようで・・
Wizard（魔法使い・奇術師・名人）
Student（生徒・研究生・書生）
アクション-Wizard-Liaison コスト3
＋1アクション
Wizardをrotateしてもよい。
手札を1枚廃棄する。それが財宝カードであれば、＋1Favorを得て、このカードを山札の上に置く。
Conjurer（魔術師・手品師・奇術師）
アクション-持続-Wizard コスト4
コスト4までのカードを獲得する。
あなたの次のターンの開始時、このカードを手札に入れる。
Sorcerer（魔術師・魔法使い）
アクション-アタック-Wizard コスト5
＋1カード
＋1アクション
他のプレイヤーはそれぞれカード名を宣言し、各自の山札の上のカードを公開する。それが宣言したカードでなければ呪いを獲得する。
Lich（リッチ・不死の魔法使い）
アクション-Wizard コスト6
＋6カード
＋2アクション
（あなたの次の）ターンを飛ばす。
－－－
あなたがこのカードを廃棄するとき、（代わりに）これを捨て、廃棄置き場からこれより安いカードを獲得する。
今日もまたSplit Pileの登場、なんですが、なんか書いてあることがすごいんですけども。
- Studentはアクションを減らさずに手札1枚を廃棄できる、最終者(3)やヤギ飼い(3)のようなカードですが、銅貨を廃棄することで場から山札に移動するという特殊なカードです。これまでこのような移動をするカードってなかったですね。屋敷や呪いを廃棄したいのに手札で出会わない時、銅貨を廃棄することで次のターンに繰り越すことができますし、あるいはキャントリップで再び手札に引き、同一ターンに（物理的に）同一のカードを2度プレイするということも。
- Conjurerは「ずっと打ち続けられる工房(3)」。庭園(4)やシルクロード(4)を集めたいならこれ1枚だけで賄えます。
- Sorcererは一昨日のSorceressとは逆に、当てられなければ呪いを獲得するというアタックカード。注意する点として、1度打たれたらめくったカードを覚えておくこと。2度連続で打たれて、さてこれなんだったっけと忘れてしまっては呪いをもう1枚受けてしまいますんで。
- そしてLichは、カードの強さも、受けるデメリットも破格のものです。連続して数枚打てばあっという間に引き切れる代わりに以降の数ターンは「おやすみ」になってしまいます（何ターン休みになるかは覚えておきましょう）。また廃棄時効果は城塞(4)と地下墓所(5)を合わせたようなものに。
ところで"Wizard"も"Conjurer"も"Sorcerer"も、だいたい同じような「魔法使い」とか「魔術師」とかいう意味なんですよね。ホビージャパンがどう訳し分けるのか、気になります。
Merchant camp（商人の野営地・商人の宿営地）
アクション コスト3
＋2アクション
＋1金
－－－
このカードを場から捨てるとき、このカードを山札の上に置いてもよい。
使ってすぐに山札に戻り、次のターンの手札に入るということは、永久に毎ターン打ち続けられる村。囲郭村(4)の立場がありません。
Highwayman（追いはぎ・辻強盗・剽賊）
アクション-持続-アタック コスト5
あなたの次のターンの開始時、このカードを場から捨て、＋3カード。
それまでの間、他のプレイヤーが各自のターンに最初にプレイする財宝カードは効果を失う。
女魔術師(3)の財宝版といったような効果です。
＋3カードを得る前にこれ自身が捨て札置き場に移動するため、リシャッフルの結果によってはその＋3カードでこれ自身を引く可能性もあります。自分で自分を引くカードの登場です。
Island Folk（島民・島の住人）
Ally
あなたのターンの終了時、その前のターンがあなたのターンでなければ、5Favorを支払って追加ターンを得てもよい。
この拡張、追加ターンを得る方法が多い気がしてたんですが、今回のLichの登場で納得できました。追加ターンを得ていればLichのデメリットと相殺されるんですね。
Order of Masons（石工組合・レンガ工組合）
Ally
シャッフルするとき、1Favorを支払うごとにカードを2枚まで選び、捨て札に置いてよい。
Favorを大量に払いさえすれば都合のいい山札を作ることができます。とうとう山札さえ思い通りにできるようになってしまうんですね。
