同盟の新カード紹介、三日目の今日は、まさかの「選ぶ」という行為に特化したギミックでした。
Townsfolk(都会人・町民・市民)
Town Crier(町の触れ役)
アクション-Townsfolk コスト2
1つ選ぶ:
- +2金
- 銀貨を獲得する
- +1カード、+1アクション
Townsfolkの山をrotateしてもよい。
Blacksmith(鉄鍛冶・装蹄師・蹄鉄工)
アクション-Townsfolk コスト3
1つ選ぶ:
- 手札が6枚になるまで山札を引く
- +2カード
- +1カード、+1アクション
Miller(粉屋・水車屋・製粉業者)
アクション-Townsfolk コスト4
+1アクション
山札の上から4枚を見る。そのうち1枚を手札に入れ、残りは捨てる。
Elder(年長者・元老・長老)
アクション-Townsfolk コスト5
+2金
手札からアクションカードを1枚プレイしてもよい。
それがこのターン中あなたに効果の選択を迫るとき、もう一つ異なる効果を選択してもよい。
第3のrotateされるSplit Pileが登場です。
- Town Crierはキャントリップでもありながら、ときとしてターミナルシルバーにもあるというもの。コスト2のターミナルシルバーと言えば、抑留(2)・公爵夫人(2)に続く3種類目ですかね。
- Blacksmithの3択は、後半の2つはあまりにも弱く、せめて祝祭(5)やら漁村(3)などを打ってからの望楼(3)効果の方を選びたいものです。
- Millerは強い国境警備隊(2)。
- そして問題のElderは、他にアクションカードを持っていなければ単なるターミナルシルバー、持っていてもそれが選択肢を持っていなければ銀貨相当であるものの、ものによってはとんでもない効果を生みます。貴族(6)で3ドロー2アクションとか、墓暴き(5)でコスト5のアクションカードを属州に変えつつ即回収したり・・・
ところでこのElderの「選択」はどこからどこまでを指すのか、イマイチはっきりしません。一応これまでに存在するカードのうち、いくつかの選択肢が並列に並び、「次のうち1つ(または2つ)を選ぶ」とあるものは・・
手先(2)、待ち伏せ(2)、執事(3)、寵臣(5)、廷臣(5)、貴族(6)
原住民の村(2)、海賊船(4)
名馬(0*)、
香辛料商人(4)
従者(2)、伯爵(5)、墓暴き(5)、地下墓所(5)
魔除け(3)、守銭奴(4)御守り(5)、ワイルドハント(5)
王笏(5)、出納官(5)
がらくた(3)
総督(5)
の22種。また神託(3)は初版のみこれに当てはまるものの、第二版からはテキストが変更され、2つの選択肢が"or"で結ばれるのみです。
一応この他にも、画策(3)で山札の上に戻すカードを選ぶことは「選択」なのか、はみだし者(5)や大君主(8d)でプレイするカードを選ぶことはこれに当たるのかなど、対象となる範囲がはっきりしません。マニュアルの公開を待ちたいところです。
※ついでに、選択が増えたとき、それらの処理順についても気になるところです。名馬の2つの選択は「上から順に」処理するルールのため、ドローしてから銀貨4枚を獲得することになるわけですが、第3の選択をするとき、それは2つの選択と同時でないといけないのかどうか。
そして王国カードがもう2枚公開。
Town(町・都会・首都・都心地区)
アクション コスト4
1つ選ぶ:
- +1カード、+2アクション
- +1購入、+2金
村(3)や木こり(3)か、という2択。
Modify(修正・変更・緩和・改造・修飾)
アクション コスト5
手札を1枚廃棄する。
1つ選ぶ:
- +1カード、+1アクション
- 廃棄したカードよりコストが最大2高いカードを獲得する
先に廃棄して何ももらえない改良(5)か、改築(4)かの2択。確かに改築って他の手札次第に価値が変わるため、ありがたい選択かもしれませんね。
そして今日もAllyを2つ。
Band of Nomads(遊牧民団)
Ally
コスト3以上のカードを獲得するとき、1Favorを支払って、+1カード・+1アクション・+1購入のいずれかを得てよい。
「あなたのターン中」とは書いてないので、いつでも可能なんでしょうね。そのときは+1カードを選択することになるんでしょうが。
そして1回の獲得に対し1Favorしか支払えずないため、3つの選択肢すべてを得ることはできません。
Architects' Guild(建築家ギルド)
Ally
あなたがカードを獲得したとき、2Favorを支払って、それより安い、勝利点でないカードを獲得してもよい。
値切り屋(5)!