ドミニオンの日々(はてなブログ)

カードゲーム「ドミニオン」について

狂信者の追加プレイについて

狂信者 
アクション-アタック-略奪者 コスト5 
+2カード
他のプレイヤーは廃墟を獲得する。あなたは手札から狂信者をプレイしてよい。

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このカードを廃棄したとき、+3カード

以下、上の太字部分の効果で手札から狂信者を出すことを「追加プレイ」と呼ぶ。


  • 玉座の間(4)-狂信者と出し、1度目の狂信者の効果で2ドローしたあと手札にもう1枚の狂信者があったとき、それをすぐに追加プレイせずに2度目の効果でもう2ドローした後に出しても結果は同じとなる。リシャッフルのタイミング調節などの問題で使用すべきか悩むときは判断を保留し、2度目の効果の後で調整すべきだろう。
  • 村(3)-狂信者-狂信者と出すとき、何も宣言がなければ2枚目の狂信者が追加プレイなのか通常の使用なのか判断できず、残りアクションがいくつか不明となる。とは言えアクションが余っていて困ることは何もないので、通常は何も言わなければ追加プレイであると判断してよいだろう。
  • 玉座の間-玉座の間-狂信者と出し、狂信者の効果を2度処理したあと手札にもう1枚の狂信者があるとき、これをプレイするときはそれが追加プレイであるのか、あるいは2度目の玉座の間の対象として使用するつもりなのかは宣言すべきだろう。何も言わずとりあえず2ドローだけしたところで使いたいアクションカードを引いたならばそれを玉座の間の対象としたり、引かなかった(または引いたアクションカードが使用したくないものであった)ら何食わぬ顔でもう2ドローしたり、と言った不正が可能になってしまう。
  • さらに言うならば、玉座の間-玉座の間-宮廷(7)-狂信者と出し、狂信者の効果を3度処理したあと手札にもう1枚の狂信者があるとき、これを何も言わずに出すと①追加プレイなのか②2度目の宮廷の効果の対象なのか③2度目の玉座の間の効果の対象なのか(手札にアクションカードがある限り玉座の間の効果は放棄できないが、宮廷の効果は放棄できるため。)が判断できなくなる。玉座の間と宮廷を混ぜた重ねがけについて他にも様々なパターンがあるが、いずれにせよこの例のような問題が起こり得るため、やはり宣言することが望ましい。