自己言及するカード




例えば工房(3)Aで工房Bを獲得したり、改築(4)Aで手札の改築Bを廃棄したり、島(4)Aで手札の島Bを島マットの上に送ったりするとき、それぞれの工房・改築・島は同名のカードとその対象としているものの、実際には名前が同じだけで物理的には別のカードです。



では、同名の別のカードでなく、本当に自分自身を対象とすることはできるでしょうか。


具体的には、以下のようなことは可能でしょうか。

  • カードAをプレイし、A自身を獲得する。
  • カードAをプレイし、手札からA自身を廃棄する。
  • カードAをプレイし、手札からA自身を島マットの上に送る。
  • カードAをプレイし、手札からA自身をプレイする。
  • カードAをプレイし、山札からA自身をプレイする。
  • カードAの獲得に対し、A自身をリアクションする。


それぞれ考えてみましょう。

  • カードAをプレイし、A自身を獲得する。

実はNecromancer(4)が登場したことにより、簡単な方法で実現できるようになりました。

Necromancerで廃棄置き場の墓暴き(5)、盗賊(5)、Lurker(2)のいずれかをプレイし、自身を獲得する。


これより以前では、例えば以下のような方法で可能です。

玉座の間(4)+はみだし者(5)とプレイし、はみだし者の1度目のプレイで祝宴(4)や鉱山の村(4)などを指定し自身を廃棄する。
2度目のプレイでは場から離れているため再び指定が可能であり、ここでLurkerを指定して、廃棄置き場から自身を獲得する。

  • カードAをプレイし、手札からA自身を廃棄する。
  • カードAをプレイし、手札からA自身を島マットの上に送る。
  • カードAをプレイし、手札からA自身をプレイする。

共通した方法として、以下のようなものがあります。

宮廷(7)+はみだし者とプレイし、はみだし者の1度目のプレイで上と同じく自身を廃棄する。
はみだし者の2度目のプレイで玉座の間を指定し、手札からLurkerをプレイ。その2度のLurkerのプレイのうち、1度目ではみだし者自身を獲得して望楼で山札の上に置き、2度目のプレイでサプライからネズミ(4)を廃棄してはみだし者を手札に引く。

ここで、はみだし者の3度目のプレイを残していますが、ここで礼拝堂(2)を選択して手札からはみだし者を廃棄すれば「自身を廃棄」に、島を選択して手札のはみだし者を島マットに送れば「自身を島マットに送る」に、あるいは玉座の間を選択して手札からはみだし者をプレイすれば「自身をプレイ」となります。

  • カードAをプレイし、山札からA自身をプレイする。

ここでは財宝カードの場合を考えてみます。

手札から、銅貨・銀貨・偽造通貨(5)をこの順でプレイし、偽造通貨の対象として手札から投機(5)を選択。
。投機の1度目のプレイで山札から豊穣の角笛(5)がプレイされ、サプライから官吏(5)を獲得して、場の財宝カードを山札の上に置く。このとき投機を一番上になるようにしておく。
投機の2度目のプレイで山札を公開すると、自身がプレイされる。

  • カードAの獲得に対し、A自身をリアクションする。

以前に書いた「望楼の望楼による望楼のためのリアクション」(http://d.hatena.ne.jp/hirotashi-domi/20160529)がこれに当たります。
これを書いた当時は手札にアクションカードを獲得する方法が変容(4)しかありませんでしたが、現在ではこの他に、職人(6)やWish(0*)、Cobbler(5)でも可能となりました。