ドミニオンの日々(はてなブログ)

カードゲーム「ドミニオン」について

ドミニオン〜暗黒時代〜 カードレビュー その2

本日の3枚はこちら。


http://www.boardgamegeek.com/thread/838471/previews-2-feodum-cultist-ruined-market




Feodum 
勝利点 コスト4 
あなたのデッキの銀貨3枚につき1点

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このカードを廃棄したとき、銀貨を3枚獲得する。

銀貨たくさん持ってるとエライ。ということは役人(4)とか交易場(5)とか探検家(5)とか、そしてなにより交易人(4)とのシナジーがあるということですね。
そして下段の廃棄すると銀貨3枚もらえるというのは痛し痒し。代わりにFeodumの価値を1点上げるわけですから、デッキ内のFeodumと銀貨の枚数をそれぞれF枚とS枚とすると、「F×S÷3」点と「(F-1)×(S+3)÷3」点の比較、つまりFがS÷3+1より大きい時には廃棄するほど得ということになります。言い換えれば「その時点でのFeodumの枚数が、Feodumの価値+1より多いとき」です。例えばFeodumが4枚で銀貨6枚(2点)なら廃棄して得。銀貨9枚(3点)あればプラマイゼロ。銀貨12枚(4点)あると損、となります。
引揚水夫(4)で廃棄してまた買い戻すとか、改築(4)系で空廃棄すればただ得するだけなんですが。


Cultist 
アクション-アタック-Looter コスト5 
+2カード
他のプレイヤーはRuinsを獲得する。あなたは手札からCutistをプレイしてよい。

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このカードを廃棄したとき、+3カード

Ruinsは後述。問題はもう1枚のCultistを「タダで」打てるという点。しかも2枚カードを引きながら。それはもう研究所(5)じゃないですか。しかもRuinsを配りながら。そうなるとこれは研究所+魔女(5)くらいの強さと言っていいんじゃないでしょうか。
もちろん研究所とは違い、引いた2枚に他のアクションカードがあっても使えないわけですが、ならCultistだけをただ買い続ければいいわけで。
そして下段には廃棄時効果。これはどんなときに役立つのか、まだちょっとわかりません。


Ruined Market 
アクション-Ruins コスト0 
+1購入

呪いのように「もらいたくないカード」という位置づけのRuinsは、Looterを使用するゲームでだけ使用し、5種類×10枚を混ぜて使うということです。これはそのうちの1種類。
要するに、かなり役に立たないアクションカードという位置づけなんでしょうかね。他の4種がどんなものかわかりませんが。
多くの種類を集めたい品評会(6)ゲーなんかではかえって欲しいカードになるかも。