※以下の内容はすべて、以下のスレッドにおけるドナルドの主張を自分なりに解釈したものです。
前回の更新分の補足です。
そもそも女魔術師(3)とカメレオンの習性とでは、その性質が異なります。女魔術師はカードの効果を他のものに変更するものであり、カードテキストは一切読まれなくなるのに対し、カメレオンの習性はその効果の一部を変更するものであるため、テキストは読まれます。
- カードの効果の代わりに別の効果を与える:女魔術師、カメレオン以外の習性、追いはぎ(5)
- カードの効果の一部を変更する:カメレオンの習性、ランタン、長老(5)、無謀な
この前者と後者の効果が重なるときは、前回書いたように前者の効果が優先されるようになりました。なぜなら、前者によってテキストは読まれなくなることで、後者が変更する対象がなくなってしまうからです。
そして前者同士で複数の効果が重なっているなら、いずれかひとつを選択可能です。
また後者同士が重なっているなら、それらはすべて適用されます。
例:
- 長老によって寵臣(5)をプレイするときに、これをフクロウの習性としてプレイすると? → フクロウの習性が優先され、手札が6枚になるまでドローする
- 女魔術師と追いはぎをプレイされたときの、自身のターンの最初にプレイしたのがアクション-財宝カードだと? → 女魔術師と追いはぎのどちらの影響を受けるか、選択できる
- ランタンを持っているときに、無謀な国境警備隊(2)をプレイすると? → 「+1アクション 山札から3枚を公開し、1枚を手札に入れて残りを捨てる 公開した3枚がすべてアクションカードであれば角笛を得る」を2回行う
では、嫉妬はどうなんでしょうか。
「銀貨と金貨は+1金しか生まない」というのは、銀貨と金貨のテキスト読まずに「+1金」という別のものに変更しているのか、あるいはテキストの一部だけを(2や3を1に)変更しているという扱いなのか。
これは、追いはぎと一緒に処理するときに影響します。もし前者なら嫉妬と追いはぎのいずれか一方の処理を選択できるはずで、つまり事実上追いはぎを無効化できることになります。
これについて調査したところ、嫉妬と、そしてなぜかついでに銅細工師(4)すらも"shapeshifting"するという扱いとなっていたことがわかりました。
嫉妬による銀貨と金貨、銅細工師による銅貨は、いずれも「そのようなカードに変化させる」というのです。そして追いはぎはその「変更されたテキスト」は読まないため、結論としては追いはぎの勝ちとなり、やはり何も起きない、となるとのことです。もうなんだかよくわかりません。