ドミニオンの日々(はてなブログ)

カードゲーム「ドミニオン」について

やとっててよかった雇人


毎ターン手札を1枚増やす雇人(6)。その1枚が大きな意味を生むケースとは。
以前に保管庫(5)との組み合わせによる効果について書きましたが、その他にも。

  • 物置-愚者の黄金


この2種がサプライにあるとき、誰もが物置(3)による愚者の黄金(2)2枚買いの効果に気づき、そしてその後の7金病にイラついたことでしょう。手札5枚から物置を打ち、愚者2枚を引いてこれたとしても7金にしかならないんですよね。
そこで雇人。物置にとって1枚増えることは1金増えることを意味し、これでちょうど8金です。もちろん手札チェンジの対象も、そもそも物置を引いてこれるチャンスも増えることとなります。

そこで一人回し。

  • 初手物置-愚者の黄金。
  • 以下、2金で愚者。物置を打っての4金2buyで愚者2枚。最初の6金で雇人を1枚だけ買う。その後は銀貨も金貨も買わない。
  • 愚者は5枚まで買えるとする。その後は3金で物置をもう1枚買う。
  • 「この物置のドローで雇人を引いてしまう」可能性があるなら物置を打たない。

この手順で、属州4枚まで12.6Tと出ました。早ければ9〜10Tも。

  • 秘密の策士

いわゆる秘密の部屋(2)と策士(5)によるループで生じる「7金問題」も雇人のおかげで解決です。
策士を打って雇人を買い、策士2枚を入れれば準備完了です。立ち上がりさえよければ第8ターンくらいにはループが開始されます。