ドミニオンの日々(はてなブログ)

カードゲーム「ドミニオン」について

ドミニオン 〜Adventures〜 カードレビュー その1 (追記あり)

Previews #1 - Lost City, Magpie, Hero
http://forum.dominionstrategy.com/index.php?topic=12852.0

さてとうとうAdventuresのカードレビューが始まりました。
今日から5日連続、毎日3枚ずつカードが公開になるとのことです。今日の3枚はこちら。

Lost City

アクション コスト5

+2カード
+2アクション

    • -

あなたがこのカードを獲得したとき、他のプレイヤーは山札を1枚引く

前半だけ読むと都市(City)の第2形態を思い出すわけですが、同時に獲得時他のプレイヤーに利することにもなると。都市に似ているカードがLostCityとは面白いですね。
さて、例えばこれと鍛冶屋(4)のようなドローカードを入れるとそれだけで楽々と引き切りができそうですが、さらに他のプレイヤーもこのカードの購入をすることで互いにどんどんと引き切りの安定度が上がっていくことになるわけです。ならば民兵(4)のようなハンデスが大きな意味を持ちそうです。

Magpie

アクション コスト4

+1カード
+1アクション
山札を1枚公開する。それが財宝カードであれば手札に入れる。それがアクションまたは勝利点カードであればMagpieを獲得する。

自身を増やすという意味ではネズミ(4)のようなカードですが、あちらとは違い、こちらは基本的に増えても困らないカードと言えるでしょう。キャントリップな上に銅貨が捲れれば+1金と聞くと金物商(4)のようでもあります。
しかしネズミと同じく勝手に増えるコスト4のカードとくれば、弟子(5)や引揚水夫(4)の餌にしてみたいところです。

Hero

アクション・Traveller コスト5*

+2金
財宝カードを獲得する

    • -

このカードを場から捨てるとき、これをChampionと交換してもよい。
(このカードはサプライに含まない)

今回の問題のカード。ドミニオンの歴史からも珍しくテキストエリアにかかる大きな矢印が特徴です。
まるで隠遁者(3)と狂人(0*)、浮浪児(3)と傭兵(0*)のように、カードを使うことで他のカードを交換していくものになります。ドナルドの書き込みによれば、コスト2のPageを買い、それをTreasure Hunter→Warrior→Hero→Championと次々と交換していくことが出来るそうです。つまりこのHeroはPageから数えて4番目のカードですから、ゲームによっては使えるのは結構な終盤となってしまうでしょう。またこのようなカードはこれ以外にも、Peasant→Soldier→Fugitive→Disciple→Teacherというものもあるとのこと。こちらも5種で、おそらく最後のカード以外には「交換」を意味する矢印が描かれていることでしょう。先日のteasersにあった"8 big arrows"はこのことだったんですね。
さてこのHeroにある「財宝カードを獲得」ですが、これは金貨だけでなく白金貨でも、それ以外の何でも財宝カードであれば獲得できるとのことです*1。ゲームによってはかなり強いカードと言えるでしょうが、働き出すまでが遅いのがネックでしょう。





追記:こうしているうちにもう1枚のプレビューが公開されました。



Storyteller

アクション コスト5

+1アクション
+1金
手札から財宝カードを3枚までプレイする。
コインをすべて支払う
1金支払うごとに+1カード

うまく訳せないんですが、つまり3枚までプレイした財宝カードが出すコインの分だけドローできるということでしょうか。で、そのコインは買い物フェイズに使えるんですかね?支払ったらもう使えない?


(4/4追記:「すべて支払う」とはその財宝カードが出すコインだけでなく、StoryTellerが出す1金も、さらにこれより前にプレイしたカードによるコインもすべて含めて支払うようです。そして払ったらもう使えない、と。)

*1:さすがに略奪品はダメでしょうが