初手岩屋(2)-岩屋については以前も書きましたが、
ここに金貸し(4)を入れるループについて考えてみます。
いきなりですが、手順から。
- 初手:岩屋‐岩屋。
- 2周目に岩屋が手札に来たら手札4枚を脇に置く。ただし岩屋2枚が同時に来たらそれ以外の3枚を脇に置く。
- それ以降は金貸しを買い、その後は金貨2枚、その後は属州を買う。
この手順で回した時の例を以下に。第3ターンの岩屋で手札4枚を脇に置き、第4ターンの開始時に4ドローしたところから。
第4ターン:
場:
手札:+
山札:
もう1枚の岩屋で、手札から銅銅屋屋を脇に置き、4金で金貸しを買う。
すると場に岩屋が、脇に銅銅屋屋が残り、捨て札置き場には貸銅銅銅銅岩の6枚が。
第4ターンのクリンナップフェイズ、場のカードと手札を捨てたところ
場: 脇:
山札:
捨札:
このときの山札は2枚、捨て札は6枚。
捨て札6枚をシャッフルし、あわせて8枚の山札の上から5枚を引きます。
第4ターンのクリンナップフェイズ、手札5枚を引いたところ
場: 脇:
手札:+
山札:
そして第5ターンの開始時、脇に置いた4枚を捨て、山札から4枚を引きます。
このときの山札は3枚しかないため、いま捨てたばかりの4枚をシャッフルしてまた山札を作り、ここから1枚を引くことに。
第5ターンの開始時:
場:
手札:++
山札:
このときの山札の残り3枚は「前ターンで脇に置いた4枚」のうちの3枚であるため、この中には岩屋も金貸しもありません。つまり手札にはそれ以外のカードが来るため、毎ターン岩屋で4枚を脇に置きながら金貸しを打つ、という動きを毎ターン保つことができます。
(※ただし1枚目の金貨を買うときだけは、手札に銅銅銅貸を残して6金を出すために、岩屋で置く枚数を3枚にする必要があるため、確定はしない。)
こうして金貸しで銅貨を廃棄しながら何かを買うことを繰り返すため、デッキ総枚数は変わらず、デッキ内の銅貨7枚がなくなるまではこのループが途切れることはありません。
この手順で一人回してみたところ、11.1ターンで属州4枚を買えるという結果になりました。うまくいけば岩岩パ貸金金属属属属の10ターンも。