まずは結論と一人回しから
いきなり結論からですが、初手：運命の仮面舞踏会(3)-パスとしたとき、以降毎ターン仮面舞踏会を打つことができます。
「運命の」の効果により、シャッフル時に仮面舞踏会を山札の上に置くことで、第3ターン開始時の状態はこう。
手札：
山札：
ここから仮面舞踏会をプレイすると、こう。
場：
手札：＋
山札：
1枚を廃棄し、1枚カードを買えば、デッキ総枚数は増減せず11枚のまま。
そしてクリーンアップフェイズには山札4枚と、シャッフル時に上に乗せた仮面舞踏会を乗せることで、ループは続きます。
うまく回れば、初手から、仮面舞踏会・パス・銀貨・銀貨・金貨・金貨・属州・属州・属州・属州と買うことができます。属州3枚目を買う際に銅貨を廃棄すると8金に満たないようなら廃棄しないでもいいでしょう。
この手順で、属州4枚まで11.0ターンと出ました。
初手パスの理由
普通、初手で仮面舞踏会を買うとき、多くの場合はその相方に銀貨を選ぶことになると思いますが、今回はあえてパスしています。
もしここで何かを買ってしまうとデッキが12枚となり、ループが続かなくなるためです。
と、思っていたんですが、初手：仮面舞踏会-仮面舞踏会でもいいな、ということに気付きました。シャッフル時、1枚はデッキの上に、もう1枚は下に置けばいいのです。
手札：
山札：
仮面-パスと、仮面-仮面のどちらがいいか考えましたが、結局はどちらも同じじゃないかと思われます。強いて言うなら、終盤に相手が打った仮面舞踏会に対してこちらの仮面舞踏会を渡すことによる「銅貨と仮面舞踏会の交換」を行い、相手の7金を狙うことがあるかどうか、くらいでしょうか。
仮面舞踏会以外では
このループは、仮面舞踏会の「デッキを2枚掘って1枚廃棄する」効果によって実現されています。では他にもこのような効果を持つカードがあるかというと・・・
・衛兵（1ドロー＋1枚以上廃棄/1枚以上捨て）
・見張り（1枚廃棄＋1枚捨て）
・徴募官（2ドロー＋手札1枚廃棄）
などが「運命の」であれば、これらでも代用可能です。ただし見張りはドローしない分だけ弱く、かつ廃棄の対象が「山札から見た3枚」と狭いため、これだけで8金出すのはやや苦しいでしょうが。
あるいは廃棄を他のカードに任せるなら、ざっくりドローするカードであればなんでもよくなります。それこそ、ヤギがあるときの鍛冶屋(4)でもだいたい大丈夫です。
