ドミニオンの日々(はてなブログ)

カードゲーム「ドミニオン」について

ドミニオン 〜Renaissance〜 カードレビュー その2 + Priestで即死コンボ

Renaissanceのカードレビュー2日目。本日は事前情報も出ていたアクションが増えるトークンについて。
とは言えこのために新たなトークンが作られるわけではなく、トークンをひとつ取り、これを「自身のCoffers / VillgersマットのVillgers側に置く」ということで表すとのこと。これをテキストでは"+1Villager"と呼んでいます。

Renaissance Previews #2: Acting Troupe, Sculptor, Recruiter
http://forum.dominionstrategy.com/index.php?topic=19010.0

Acting Troupe
アクション コスト3

+4Villagers
このカードを廃棄する

カードイラストは4人の演者。だから+4Villagersなんでしょうか。
アクション権の補給というイメージ。つまり法貨(2)のプレイみたいなもんですね。
問題はいつこれを買うのか。もちろん終盤に買っても使いきれなくなってしまいますが、初手で買うと2周目があまりにも弱くなってしまい・・・


Sculptor
アクション コスト5

コスト4以下のカードを獲得して手札に入れる。それが財宝カードであれば、+1Villager

銀貨を獲得することを考えれば、要するに探検家(5)です。問題は増えたアクション権をいつ使うかですが、次にSculptorを使うときにアクションカードを獲得し、トークンを使ってそれをプレイできると考えれば、2回に1回は即時プレイ可能な召喚(5)のようなものに。好きなカードを獲得して手札に入れて、更にプレイもできるとなると、変容(4)を呼び出したときのようですね。


Recruiter
アクション コスト5

+2カード
手札を1枚廃棄する。そのカードのコスト1金につき+1Villager

2枚ドローして手札1枚廃棄とは、つまり仮面舞踏会(3)なんですが、ここで屋敷を廃棄すれば+2アクションを得られることに。つまり1山が枯れているときの都市(5)、あるいは失われし都市(5)が持つ+2カードと+2アクションの上に手札1枚廃棄となります。最悪、銅貨や呪いを廃棄することになったとしても、まあ仮面舞踏会だと思えば。





ところで。昨日のプレビューで紹介されたPriest(4)なんですが、2枚プレイしたターンに購入した銅貨を望楼で廃棄すれば+4金もらえることと、2金払えば+購入が増える移動遊園地(2)とを合わせると、とんでもないことになることがわかりました。

https://twitter.com/phanta_stick/status/1044178899603607553


そう、Priestを2回プレイして(6金1buy)、移動遊園地を購入(4金2buy)、その後銅貨を購入して(4金1buy)、その銅貨を望楼で廃棄(8金1buy)のサイクルを1回まわすごとに差し引き2金を得られます。銅貨・呪いは、2人戦なら46+10で56枚、4人戦なら32+30枚で62枚であり、これらをすべて廃棄することで112〜124金を得られます。これと最初の6金を合わせて118〜130金。廃墟があればもっと。
この後は移動遊園地と属州を交互に買うと、属州1枚買うごとに10金が必要になるため、2人戦なら80金、4人戦でも120金があればよく、属州を枯らすに十分な金量が、ただPriest2回のプレイ(玉座の間+Priestでよい)と望楼だけで出てしまうのです。なんて簡単な即死コンボでしょうか。