10/12に東京工業大学大岡山キャンパスにて開催された工大祭ドミニオン大会に（年甲斐もなく）参加してきましたよ。
全四回戦のスイスドロー・大会得点6-3-1-0などのいつものルール。東工大勢・東大勢・木ドミ勢の三つ巴による大変レベルの高い大会でした。苦しかった・・・
以下簡単にレポ。
一回戦：
役人、隊商、司教、貢物、策士、
探検家、船着場、弟子、禁製品、鍛造
（屋敷・属州）
四番手。初手4金。
一番手の人が初手5金で船着場を買ったのを見て負けを覚悟。他の二人は銀貨を買っているので船着場を追う展開か。ならこの席では勝てないだろう。というわけで初手4金で唯一のアタックカードである役人に。
第3Tに役人打って2金をパス。第4Tに6金で策士を購入。あとはお金で回す策士ステロか、あるいは鍛造で強圧縮か。
策士打って12金出たとき、さてどうしようかと。弟子と金貨か、弟子と鍛造か。しかし策士なので16金2buyを目指すべきだろうと金貨2枚を買う。この選択は正しかったのか。
結局は属州4枚買ったのに3位。4位の人は鍛造から屋敷が廃棄できずに苦しんでいた。
二回戦：
中庭、停泊所、願いの井戸、護符、書庫、
貴族、大市場、ならず者、隠し財産、行商人
（屋敷・植民地）
三番手、初手4金。
ならず者があるので書庫を買いたい。銀貨-銀貨スタートでもいいのだけどちょっとひねって銀貨-中庭にした。
書庫を買うより早く一番手と四番手がならず者を買ったので6金でも書庫を買い、書庫打って6金出して隠し財産を買う。
その後もう1枚隠し財産を入れ、貴族を買いつつ金貨獲得を繰り返す。大市場もならず者も白金貨も買わず、書庫で金貨を引いて植民地を買う展開に。銀貨すら不要と思われたので3〜4金では停泊所を買っていた。5金出たら2枚目の書庫を入れようと思ったけど、終盤まで11金以上か4金止まりのどちらかしか出ないので買えなかった。結果93点で勝利。
ところで停泊所願いの井戸大市場からならず者に繋げていた2位の人、VPトークン稼ぐために銅貨を買い足していたのだけど、それってタダになった行商人買えばいいんじゃないですかとゲーム終了後に聞いてみたら「ほんとだ！」と。気づかれてたら負けてたかも。結局行商人は誰も買いませんでした。
三回戦：
岐路、村、執事、大広間、物置、
よろずや、パン屋、肉屋、熟練工、農地
（屋敷・属州）
一番手、初手3金。
先手の有利を生かしてパン屋集めるぞ、と執事-パン屋スタート。4人中3人が同じ戦略。なら先手だから勝てるかなと考えながら。
第3Tに執事屋敷2枚を廃棄して手応えを感じる。その後パン屋を4枚買い集め（先手っぽい展開）、農地で屋敷→よろずや→金貨と変換。岐路も買ったので緑が増えても問題なし。ただ岐路打ったターンで執事を2ドローにしてしまうので圧縮はそんなに捗らず。
そこからは農地買って農地を属州に改築を繰り返す。パン屋打ちすぎでコイントークンが余る。3人が同じ展開なのでスピードゲーム。
buyが増えないので農地買って金貨を属州にする8点プレイがやっと。それでもギリギリで1位に。ゲーム終了時にトークン7枚余っていた。
しかし勝ったけども戦略としては失敗している。4枚目のパン屋の代わりに肉屋を買うべきだった（あるいはどこかで農地買って執事を肉屋にするべきだったか？）。そして終盤に肉屋でパン屋を属州するべきだったのだ。農地ゲームでは8金出す必要がないためコイントークンが余りがち。ならば肉屋で使う分に回し、1ターンに属州2枚取りを狙うべきだっただろう。
ここまで3-1-1で13点持ち。総合5位で2番卓へ。
四回戦：
従者、魔女娘、金物商、襲撃者、書庫、
都市、商人ギルド、隠し財産、品評会、拡張
災い：見張り
（避難所：植民地）
四番手、3金スタート。
白金貨と植民地と災いと避難所と廃墟と略奪品がある品評会ゲーム。まずは種類を数えることから始める（29種類）。
そう考えると廃墟は撒くより受け取った方がいいのかな、廃墟は書庫でドローしなくてすむからいいんじゃないのかな、そういえばさっき隠し財産と書庫で勝ったよな、と思ったので書庫ルートに向かうことに。ただ一番手の人が初手4金で魔女娘買ったので見張り-銀貨スタート。
書庫入れて打って7金で隠し財産買ったけどこれは拡張だったのかしら。
その後は呪いと廃墟で手札がいっぱいに。それなりに金貨は増やしたのに書庫を打たないと6金すら出ない。書庫をもう1枚買い足すが大勢は決まっていた。廃墟が枯れたあとは都市が猛威を振るうのだった。
4位。
というわけで総合10位という結果になりました。いつもの感じですね。
http://d.hatena.ne.jp/yudai214/20131013/1381667380
今回の大会ではドミニオンのセットが9卓分用意できなかったため、卓ごとに異なるサプライとなりました。
フルセット×卓数を用意するのは難しいですし、こういう方式でも大会が開けるんだ、といういい実例となったと思います。こうした真剣勝負の場が増えるといいですね。
運営の皆様、参加者の皆様お疲れ様でした。
