脳筋狩猟団 考察


狩猟団(5)を4〜5枚買うだけの戦略がなぜこんなに強いのか。



脳筋狩猟団*1とは、狩猟団を連打することによってデッキ内の金銀銅と、属州場では2金出るカード・植民地場では白金貨を引いてくることで8金または11金を出すというシンプルな戦術です。


狩猟団を打ったとき、+1カード+1アクションを得たあとに手札を公開し「ここにないもの」を引いてくる事ができます。手札に1枚だけある狩猟団を打ったとき、手札内の「種類数」はその狩猟団がなくなったことにより1減り、その後の1ドロー(以下「1stドロー」)で手札にないものを引けば2枚目のドロー(以下「2ndドロー」)とあわせて2種増え、結果1種増えることになりますが、1stドローが手札にあるものであった場合は種類数は増減しません。後者の場合であっても2ndドローで狩猟団を引いてくることさえできればこの作業を継続できますが、他の種類を引いた場合はそこで終わりです。とはいえ、5金くらいは出るでしょうから狩猟団を買い足すことはできます。

つまり手札の枚数や総金数よりも種類数を上げることが目的になります。なので、たとえば手札が「狩猟団・銅貨・銅貨・屋敷・屋敷」のときに民兵(4)を打たれたら、捨てる2枚は「屋敷・屋敷」でなく「銅貨・屋敷」です。


  • 余計なカードは買えない

狩猟団の他、金銀銅と2金カード(または白金貨)の4種が手札に入れれば8金(または11金)が確定します。実際にはさらに屋敷と、属州を買い出してからその属州により計6種となります。
そのためにはこれら以外にカード種を増やしたくないので、通常なら強いとされるカードすら入れたくありません。
終盤の公領は買わざるを得ないでしょうが、できれば買いたくないですね。買ったが最後何ターン過ぎても属州が買えなくなったりしますし。



  • 銅貨と屋敷は廃棄するべきか?

1種類で数の多い銅貨や1stドローを無駄にしますし、屋敷3枚を根絶できれば1種減らせるわけですからできるものならしたいのですが、しかしそのためには新たな廃棄効果のあるアクションカードを入れる必要があり、これによってデッキ内のカード種が1種増えてしまい、本末転倒です。
属州場における「2金出すカード」と兼ねているなら、つまり2金出しつつ銅貨や屋敷(あるいは呪い)を廃棄できるなら現実的な話になるでしょう。とは言え考えられるのは、執事(3)か交易路(3)、香辛料商人(4)、1金しか出ないので不安定ですが司教(4)くらいでしょうか。


  • 強力な「2金カード」

商船(5)、保管庫(5)、値切り屋(5)あたりが強い相方となります。商船は持続中なら1種少なくていい点で安定し、保管庫は狩猟団→保管庫と打ったときの手札7枚に銀貨が1枚あるだけで8金が確定するという強さで、時には金貨を買わないままゲームが終了したりします。
そして値切り屋は金貨や属州を買うついでに狩猟団を買い足せるというパワーカード。狩猟団が売り切れたらちょっと困りますが、そのときは金貨でしょうかね。



  • 地味に強い「2金カード」

へそくり(5)はシャッフル後確実に1種類増やせる位置に置けるので安定します。狩猟団を含まない手札に入れるのはもったいないので、クリンナップフェイズの途中でシャッフルが入ったときは「その手札の中にある狩猟団での1stドロー」の位置に積みましょう。たとえば4枚手札を引いてからのシャッフルなら(その中に狩猟団がなくても)上から2枚目に積むという事です。



  • 注意点

狩猟団を打ち続け、シャッフルが入ったあとに中途半端なところで狩猟団が途切れると、その後「狩猟団が薄い(ない)山」から手札を引くことになります。既に8金出た後に打つ意味のない狩猟団を打つかどうかは、山札の厚さやその中身と相談、というところでしょうか。またこのような事態を避けるために「2金カード」を宰相(3)にするという手もあります。
また、既に山札内の全種類を手札に持っている時に狩猟団を打ち続けると2ndドローが出来ず、宰相を打った時と同様に山札すべてが捨て札に落ちます。この後に打つ2金カードがドローや山札公開を伴うもの(共謀者(4)や公爵夫人(2)など)であると、狩猟団を含まない山札が出来てしまうので注意です。