ごますり
アクション‐連携 コスト2
+1アクション
カード3枚を捨て札にする。1枚以上を捨て札にした場合、+3金。
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このカードを獲得または廃棄するとき、+2好意。
ごますり(2)と言えば、初手で買って2周目に打っても、だいたい残した銅貨1枚とあわせて4金となるのがほとんど。2周目に金量を出したいなら買うべきものではない、という評価をされることが多い印象です。
もちろんそうなんですが、ゲーム開始時に選ばれた同盟によっては非常に強力であり、時には初手でごますり‐ごますりと買う選択肢さえ生まれます。まとめました。
沿岸の避難港
同盟
クリーンアップにあなたの手札を捨て札にするとき、好きな数の好意を使ってもよい。そうした場合、使った好意と同じ枚数の手札を捨て札にせずに保持する(その後カード5枚を引く)。
鍛造(7)や相続(7)などがあるゲームで、2周目に7金出せたらほぼ勝ち、みたいなとき。初手:ごますり-ごますりで狙ってみましょう。
たとえば初手2-5なら、銅貨2枚ずつプレイしてごますり‐ごますりと買い、その第2ターンのクリーンアップフェイズの開始時に3好意を払って手札の銅貨3枚を「保持」することで、第3ターンに7金を狙うことができます。
保持:
捨て札:
捨て札9枚をシャッフルして山札を作り、ここから5枚引いて銅貨3枚とあわせたとき、7金出ないのは次の3通りしかありません。
【7金出ない手札】
+(確率:12/126)
+(確率:6/126)
+(確率:1/126)
つまり、107/126=84.9%の確率で、第3ターンに7金が出ることになります。
なお、初手が3-4や4-3の場合でも同じく、第2ターンに銅貨3枚を「保持」させることができます。3-4なら第1ターンに1枚の、4-3なら2枚の銅貨を「保持」すればOKです。
※ちなみに初手3-4で銀貨-ごますりと買い、銅銅屋を「保持」させたるという方法もありますが、こちらは第3ターンの7金確率が96/126=76.2%となり、上よりやや落ちます。
写本士の仲間たち
同盟
アクションの使用後、あなたの手札が4枚以下の場合、好意1を使ってもよい。そうした場合、+1カードを引く。
あまり確率は高くありませんが、初手:ごますり-ごますりと買い、2周目でその2枚が手札に揃ったとき、ごますりをプレイして3枚捨てる→1好意を払って1ドロー→もう1枚のごますりをプレイ、とすれば6金出ますし、その後さらに1好意を払って1ドローしたとき、それが銅貨であれば7金になります。
つづく。