ドミニオンの日々(はてなブログ)

カードゲーム「ドミニオン」について

(随時更新)自己言及一覧

「鍛冶屋をプレイしてもう1枚の鍛冶屋を引く」ことは珍しくありませんが、「もう1枚の」ではなく、いまプレイした鍛冶屋そのものを引くことはなかなかないんじゃないでしょうか。

 

「工房をプレイしてもう1枚の工房を獲得する」ことは誰でもできますが、「もう1枚の」ではなく、いまプレイした工房そのものを獲得することは難しいんじゃないでしょうか。

 

 

というように、自分自身を効果の対象にすること、自己言及することはできるでしょうか。

 

その自己言及に成功した例、以前にも何度か書きましたが、それらが散らばってしまうのもなんなので、ここにまとめ、以降も新たなものが見つかり次第ここに追記する、ということにしたいと思います。

この自己言及というものに興味を持つ人が自分以外にいるかどうかわかりませんので、完全に自己満足のための更新です。

 

 

 

自分自身をドローする

  • 追いはぎ(5)をプレイした次のターンの開始時、山札が2枚以下であるとき、捨てられた追いはぎを含めた捨て札をシャッフルして新たな山札を作り、そこからドローする。もしその上に追いはぎがあれば、自身を手札に引く。
  • 山札が1枚以下であるときに騎兵隊(4)を獲得すると、その獲得時効果でその騎兵隊自身を引く可能性がある。

 

自分自身を獲得する

  • はみだし者(5)でサプライにある工房(3)をプレイし、その工房(3)自身を獲得する。
  • 待ち伏せ(2)、墓暴き(5)、盗賊(5)(あるいは、資本主義(5)購入後であれば出納官(5)でも)のいずれかが廃棄置き場にあるとき、ネクロマンサー(4)でこれをプレイし、自身を獲得する。

 

自分自身をプレイする

  • 冠(5)で投機(5)を2回プレイする。1回目のプレイで山札から豊穣の角笛(5)がプレイされ、その効果により官吏(5)を獲得し、場の財宝カードすべてを山札に上に置く。そのとき投機を一番上にしておけば、投機の2回目のプレイでその投機自身をプレイする。

 

自分自身を廃棄する*1

  • 生徒(3)の山の上に+1カードトークンが乗っているとき、玉座の間(4)で生徒を2回プレイする。その1回目で手札の銅貨を廃棄して、生徒を山札の上に移動させる。2回目のプレイでその生徒自身を手札に引き、その生徒自身を廃棄する。
  • はみだし者でサプライにある待ち伏せをプレイし、その待ち伏せ自身を廃棄する。
  • はみだし者でサプライにある剣闘士(3)をプレイし、その剣闘士自身を廃棄する。
  • 農地(6)、スーク(5)、墓地(4)、セイレーン(3)、廃棄トークンが置かれたカード、敬虔なカードを、職人(6)、変容(4)、カブラー(5)、願い(0*)などにより手札に獲得(または獲得後そり(2)で手札に入れる)し、その獲得時効果で自身を廃棄する(特に農地は、それにより属州を獲得できる)。または通常通り獲得したあと、手札から牧羊犬(3)をリアクションすることでそのカードを手札に引ければ同じことができる。
  • 2022エラッタ後の医者(3+)を過払いで購入し、獲得したとき、その医者自身が廃棄の対象となることがあり得る。特に玉璽などで山札の上に置けば確実に。

 

自分自身の獲得に対して自身をリアクションする

  • 職人、変容、カブラー、願いなどにより、手札に望楼(3)・牧羊犬・鷹匠(5)・密航者(3)、そりを獲得し、その獲得に対してそのカード自身をリアクションする。
    • 望楼の場合、それを廃棄または山札の上に置ける。
    • 牧羊犬・鷹匠・密航者の場合、それを手札からプレイする。
    • そりの場合、それを捨てることができるが、その場合手札からそりが移動することで「見失う」ため、そのそりを手札に入れることも、山札の上に移動することもできない。

 

自分自身の獲得に対して自身を呼び出す

  • 複製(4)の獲得時、技術革新(6)などの効果により即プレイして酒場マットに置き、自身の獲得に対して呼び出すと、もう1枚複製を獲得する。

 

自分自身の獲得に対して自身を公開する

  • 壮大な城(9)を、職人、変容、カブラー、願いなどにより手札に獲得(または獲得後そりで手札に入れる)し、手札から自身を公開して+1VPトークンを得る。

 

自分自身を場から山札の上に置く

  • 資本主義(5)と技術革新を購入後、官吏(5)を獲得して即プレイしてから、官吏の獲得時効果でその官吏自身を山札の上に置く。
  • 資本主義を購入後、薬草商(2)をプレイし、クリンナップフェイズに薬草商の効果で、その薬草商自身を山札の上に置く。

 

自分自身を追放する

  • はみだし者でサプライにあるラクダの隊列(3)をプレイし、そのラクダの隊列自身を追放する。

 

その他、自分自身の獲得に対して何かを得る

  • 2022エラッタ後の値切り屋(5)を購入後、技術革新などの効果により即プレイすれば、自身の獲得により勝利点でないコスト4以下のカードを獲得する。
  • 2022エラッタ後の商人ギルド(5)を購入後、技術革新などの効果により即プレイすれば、自身の獲得により1財源を得る。
  • 相続(7)を購入し、その対象に2022エラッタ後の庭師(5)を選んだあと、屋敷を購入し、技術革新などの効果により即プレイすれば、自身の獲得により+1VPトークンを得る。
  • 貸し馬屋(5)を購入後、技術革新などの効果により即プレイすれば、自身の獲得により馬を得る。
  • 橋(4)などによってガレリア(5)のコストを1または2下げた後、ガレリアを獲得し、技術革新などの効果により即プレイすれば、自身の獲得により+1購入を得る。
  • ギルドマスター(5)獲得時、技術革新などの効果により即プレイすれば、自身の獲得により+1好意を得る。
  • 散兵(5)購入後、技術革新などの効果により即プレイすれば、自身の獲得により他のプレイヤーに捨て札させられる。
  • 駐屯地(4)獲得時、船乗り(4)や技術革新などの効果により即プレイすれば、自身の獲得により自身の上にトークンを1枚置くことができる。

 

*1:祝宴など、自身を廃棄する効果を持つカードを除く