いまから12年前(12年前?)に、こんなのを書いてました。
今読むとその文の短さに驚きます。
あれから財宝カードはさらに増え、先にプレイ(先打ち)したいもの・後にプレイ(後打ち)したいもののほか、ちょうどいいころにプレイしたいものなども増えました。
- 先打ち:禁制品(5)、偽造通貨(5)、冠(5)、Investment(4)、Tiala(4)
- 後打ち:銀行(7)、豊穣の角笛(5)、御守り(5)、大金(8+8d)
- ちょうどいいころ打ち:魔法のランプ(0)
そして投機(5)は、これらの財宝カードがデッキにあり、それが先打ちであればそれに当たることを考えて先に、後打ちなら後にプレイすべき、という結論になります。
じゃあ、Crystal Ball(5)は?
Crystal Ball
財宝 コスト5
+1金
あなたの山札の一番上のカードを見る。
それを廃棄しても、捨てても、それがアクションか財宝ならプレイしてもよい。
こちらも投機と同じく、他の先打ちすべき/後打ちすべき財宝がデッキの一番上にある可能性を考えれば、それに従うべきなんですが。
問題は、アクションカードもプレイできるという点で。
例えば、こういう手札。
手札:
ここからCrystal Ballを先打ちし、山札のトップが馬商人(4)だったら。
銅貨2枚を捨てて+3金を得ると、あわせて6金になります。
一方、もし先に銅銅銅銅をプレイし、最後にCrystal Ballをプレイしていたら、8金になっていたはずです。
とりあえず、デッキに馬商人があり、それをめくる可能性があるとき、Crystal Ballは後打ちすべきだ、と言えそうです。
また、同じくこの手札から・・
手札:
Crystal Ballを先打ちし、山札のトップが倉庫(3)だったとしましょう。
この倉庫をプレイして3ドローしたところ、こうなった場合・・
プレイ:
手札:+
銅銅屋を捨てて、8金出すことができます。
一方、Crystal Ballを後打ちした場合は、その倉庫をプレイしたところで、引いた3枚をそのまま捨てて5金止まりとなります。
どうやらデッキに倉庫があり、それをめくる可能性があるとき、Crystal Ballは先打ちすべきだということのようです。
じゃあ、これら以外はどうなのか。
思いつく限り挙げてみると、以下のようになりました。お暇な方はどうぞ。
Crystal Ballを先打ちさせる要因となるアクションカード:
- 財宝より先にプレイが必要系:商人(3)、サウナ(4)
- 手札チェンジ系:地下貯蔵庫(2)、倉庫(3)、オアシス(3)、大使館(5)、物置(3)、公共広場(5)、首都(5)、宿屋の主人(4)
- 手札に財宝が必要な系:金貸し(4)、鉱山(5)、造幣所(5)、香辛料商人(4)、厩舎(5)、収税吏(4)、守銭奴(4)、陣地(2)、軍団兵(5)、プーカ(5)、炉(5)、ドブネズミの習性としてプレイするカード、専門家(5)
- 手札が多い方が得系:Magnate(5)、狂人(0*)、侯爵(6)
- 規定枚数を捨てる条件系:風車(4)、ごますり(2)
Crystal Ballを後打ちさせる要因となるアクションカード:
- 手札枚数回復系:書庫(5)、望楼(3)、よろずや(4)、呪われた村(5)、フクロウの習性があるときのアクションカードすべて、蹄鉄工(3)
- 手札全部捨てる系:寵臣(5)、策士(5)、狩猟小屋(5)
ちょうどいいころを狙うアクションカード:
- レプラコーン(3)