ドミニオンの日々(はてなブログ)

カードゲーム「ドミニオン」について

Innovation算 その1 獲得系

http://wiki.dominionstrategy.com/images/thumb/f/f3/Innovation.jpg/320px-Innovation.jpg


さて考えるほど楽しくなるProject、Innovation(6)についてもう少し書いてみます。購入したアクションカードを即打ちすることでどう得するのか。

今回は工房(3)や鉄工所(4)に代表される、獲得系(gainer)のカードについて。
例えば工房は、「3金で買えて4金のカードを獲得できる」ということから、ある意味差額がプラス1と言えるでしょう。実際4コストのカードが欲しいのに3金しか出ないとき、工房を買って即打ちすることで1金安く買えた、と言えるでしょう。庭園(4)戦なら特に有効で、工房1枚分デッキを厚くすることも兼ねています。同様に祝宴(4)も、「4金で買えて5金のカードを獲得できる」、差額プラス1のカードです。終盤に4金しか出ないときでも公領を獲得できます。
一方、密輸人(3)は自由に選択できない代わりにプラス3のカードです。上家が金貨買ったなと思えば、自ターン密輸人を買うだけで金貨獲得、あるいは終盤には公領獲得にも使えます。


なおこの獲得系は、橋(4)などの値下げ効果と相性抜群です。そのカードのコストと獲得するコストの両方を値下げするため、1金値下げすると「差額」は2上がります。
例えば1金値下げしているときの「工房は2金で買えて(実質)5金のカードを獲得」のプラス3になり、3金値下げしているときの祝宴はプラス7、つまり「1金で買えて(実質)8金のカードが獲得」できるため、属州が1枚だけ1金で買える(!)のと同じことになります。