支配強化月間 その3 支配と帝国のイベント、ランドマークについて まとめ +新たなギルドでのコイントークンの扱いについて

続いては帝国のイベントについてです。

  • 昇進(0)

廃棄の代わりに脇に置かれる。それと同じカードを獲得することもできる。

  • 掘進(2)、徴税(2)、宴会(3)

通常時と同じ。

  • 儀式(4)

呪いを獲得するのは支配者であるため、「そうした場合〜」の条件を満たすことができず、その後何も起こらない。つまり4金で呪いを買ったようなもの。

  • 大地への塩まき(4)

通常時に同じ。廃棄された勝利点カードは被支配者のものではないため、そのまま廃棄置き場に置かれる。

  • 結婚式(4+3d)

金貨も、1点の勝利点トークンも、そして3枚の負債トークンもすべて支配者が得る。

  • 意外な授かり物(5)

条件を満たせば金貨3枚を支配者が得られるが、その条件は「被支配者の山札と捨て札が0枚」であることに注意。
なお通常時に10金2buyで意外な授かり物を2回購入するとき、1回目の購入で金貨3枚が捨て札置き場に置かれるため2回目は条件を満たさないが、支配中なら被支配者の捨て札は0枚のままであるため、金貨6枚を得られる。

  • 征服(6)

銀貨2枚は支配者が得られるが、「そのターンに獲得したカード」は被支配者にとってはゼロ枚であるため、勝利点トークンは得られない。

  • 征圧(14)

属州は支配者が獲得するが、「そうした場合〜」の条件を満たすことができないため、9点の勝利点トークンは得られない。つまり14金で属州を買うようなものだが、抑留トークンや負債トークンが乗っているとか、他のプレイヤーに沼の妖婆(5)を持続されているなどの事情があれば買うこともあるだろう。

  • 凱旋(5d)

屋敷を獲得するのは支配者であるため、「そうした場合〜」の条件を満たすことができず、その後何も起こらない。

  • 寄付(8d)

寄付によって起こる効果はターンとターンの間であり、支配ターン中に当たらないため、廃棄したカードは脇に置かれず、またその選択は手番プレイヤー自身の意思によって行われる。つまり支配中に購入する意味はまったくない。

  • 併合(8d)

妨害目的で、あえて弱いカードのみを選んで山札を作ることができる。なお負債トークンと公領は支配者が獲得するため、ゲーム終了時にbuyの分だけ買えば1回につき3点を得ることができる。


なお以前も説明した通り、コストに負債を含む4種のイベント、結婚式・凱旋・寄付・併合については、支配中に購入し支配者が得る負債トークンは一切返済できないことに注意です。

支配強化月間 その1 支配とトークンと、その悪用について まとめ
http://d.hatena.ne.jp/hirotashi-domi/20180309



続いてランドマークです。
ランドマークの多くは、「いま誰のターン中か」を問いません。そのため「〜を獲得したとき」という条件は自身のターン中でなくても成立し、支配ターン中であっても支配者が条件を満たすこととなります。

  • 水道橋、戦場

トークンを得る契機が「勝利点カードを獲得したとき」であるため、支配ターン中に勝利点カードを獲得した場合、代わりに支配者が獲得し、それによりトークンも獲得することになります。

  • 闘技場・公会堂・列柱・汚された神殿・墓標

条件を満たすたびに、被支配者の代わりに支配者がトークンを獲得します。

  • 迷宮

ランドマークの中で唯一「あなたのターン中」という条件があるため、支配ターン中はカードを2枚獲得してもこれを満たすことができず、誰もトークンを獲得できません。

  • 浴場

支配ターン中はカードを獲得できないため、そのターン中に何をしたとしても、被支配者は必ず浴場の条件を満たすことになります。つまり支配を打つたびに支配者が2VPずつ獲得できるということに。
(参照:http://d.hatena.ne.jp/hirotashi-domi/20170319

峠の「競り」は「ターンの後(after this turn)」に行われます。そのため支配ターン中に属州を獲得したとしても、この「競り」は支配ターン中に当たらず、行動の意思はそれぞれプレイヤー自身のものであり、「落札」時に得られる勝利点トークンと負債トークンはどちらも落札者自身が得ることになります。
なおこの競りは属州獲得者の左隣、つまり被支配者から行われることに注意です。

これら以外の、山賊の砦・噴水・砦・博物館・オベリスク・果樹園・宮殿・塔・凱旋門・壁・狼の巣はゲーム終了時の得点計算に影響するものであるため、支配ターン中に特別な動きはありません。





ところで。
数か月後に新たな収穫祭+ギルドのBOXが発売になるようなのですが、そちらのマニュアルで見慣れぬ記載が。

これまでコイントークンとしていたものがCoffersと呼ばれ、専用のマットがついてくるようです。これがゲームにどう影響するかと言うと、どうやら支配中にこのCoffersを得られるプレイヤーは再び被支配者とするとし、支配中に支配者が得るトークンを負債トークンだけにしたい、というようなのです。

As I mentioned in Discord, there is another change coming that you won't see until Alchemy, which is, Possession is now going to call out the Debt token specifically - you get the cards they would get and the Debt tokens they would get. It will have the symbol on the card, weird though that is.

http://forum.dominionstrategy.com/index.php?topic=5799.msg751394#msg751394

Yes, that's what I'm saying, just Debt tokens.

http://forum.dominionstrategy.com/index.php?topic=5799.msg751401#msg751401

これは今後再販される錬金術のマニュアルで明記されるそうなのですが、支配とトークンの扱いについては一度ルール変更を行っているだけに、このように裁定がぶれる様な処置はあまり歓迎できません。
ひとまずはまだ気にしなくていいと思われますが、錬金術の新たなバージョンが発売されたときには、上に書いた勝利点トークンの獲得者の裁定も変更されることになるようです。