ドミニオンの日々(はてなブログ)

カードゲーム「ドミニオン」について

強カードの再評価 その3 商人ギルド

1金しか出ないはずの商人ギルド(5)がどうしてこんなに強いのか。


例えばコイントークンを5枚持っているときに、手札が銅銅銅銀と商人ギルドの5枚だったとき、あわせて6金と、コイントークン2枚を払って属州と銅貨を購入したらどうなるかというと、持ちトークン数は2枚減った後に2枚増えるので増減しません。
これが手札が銅銅銅銀金の5枚だったら。もちろんちょうど8金で属州を買い、コイントークンは使わずに済みます。つまりこの金貨と同じだけの価値を商人ギルドが持っているということになります。そう、商人ギルドは実質的に3金の価値を持つと言えるのです。

さらに商人ギルドが強いのは重ね掛けしたときです。2枚プレイして3枚買えば2金出してコイントークン6枚得られるため2枚で実質8金、3枚なら3金プラストークン12枚で実質15金と、商人ギルドの枚数が1枚増える度にその1枚当たりの価値が1金ずつ増えることになるわけです。

コイントークン欲しさに買いたくもない銅貨を買うことが気になりますが、それでもいつでも使えるコイントークンの価値には敵いません。手札に望楼(3)があれば廃棄できることは言うまでもありませんが。