7枚目の属州問題、大地への塩まきでより複雑に



タイトルだけですべて理解頂けるかと思いますが。

二人戦における「7枚目の属州問題」とは、サプライの属州が残り2枚のとき、負けている側が8金を出しても属州を買うことを躊躇ってしまう事象のことです。もしここで属州を買うと、それにより一旦逆転はするものの、次の相手のターンに属州を買われてしまうと再度逆転され負けてしまいます。
ここで8金が出ていても公領で我慢し、その3点で逆転した場合、今度は対戦相手の方が「8金出しても7枚目の属州を買えない」という状態になります。

さて、負けている側が7枚目の属州を買った結果負けることはありますが、しかし相手は8金が出ないかもしれません。その場合相手は公領を買い、その後はどちらが先に8金出せるかの勝負になります。相手が8金出ないことを読み切り、そしてその後の勝負に勝ち目があると思うなら勝負をかけて「突っ込む(http://d.hatena.ne.jp/nk377/20140904)」ことも悪くありません。

この「公領で足踏みするか、属州で突っ込むか」の判断基準が、大地への塩まき(4)があると変わってくることに注意しなければなりません。というのが今日のお話です。


まず8金2buyで大地への塩まきを2回購入で、あるいは12金2buyで属州と大地への塩まきで、それぞれ属州2枚を枯らすことができます。前者は2点、後者は7点ですから、つまり相手との点差がそれ未満であるときに残り属州が2枚ならば、8金または12金2buyで勝つことができます。
そこから逆算すると、これまで買い辛かったのは「負けているときの7枚目の属州」だったのが、「5点以上負けているときの6枚目の属州」や「同点か負けているときの6枚目の属州」に変わります。特に前者は厳しく、相手が属州3枚、自分が2枚であるときに8金出たというのに属州購入を躊躇うというのは大変なことでしょう。
逆に自分が属州3枚、相手が2枚であるときに自身のターンで4金出たら大地への塩まきを買ってみましょう(たとえ5金でも公領ではなく!)。サプライの属州が1枚減って7点差となり、相手はさらに属州を買いづらくなります。

一方、buyが増えないゲームではどうでしょうか。例えばサプライの属州が残り2枚で6点負けているとき、8金出たときの選択はどう変わるでしょうか。
通常のゲームでは「突っ込む」方を選択し、相手は8金出せず、その後相手よりも早く再び8金が出る事に賭ける方が得策です。どうせ公領を買ったところで相手も公領を買えば差は縮みませんし、次のターンに相手が8金出せば9点差に広がりほぼ負け確定ですから。
しかし大地への塩まきがあるゲームでは考えものです。突っ込んで残り1枚になった属州は、相手に簡単に4金で廃棄されてしまいます。勝つためには自分が次に8金を出すまでの間ずっと相手が4金出せないという状況になることですが、かなり厳しいでしょう。これまでよりもより先行有利となります。