Villa
アクション コスト4
+2アクション
+1購入
+1金
- -
このカードを獲得したとき、これを手札に入れ、+1アクション、買い物フェイズ中であればアクションフェイズに戻る。
購入フェイズからアクションフェイズに戻るという、これまでになかった動きをするカード、Villa(4)でのよくある勘違いについてまとめました。
7金1buyを出し、そのうちの4金を使ってVillaを買い、アクションフェイズに戻ってそのVillaをプレイ。1金と1buyを得て、あわせて4金で庭園と銅貨を購入した。
× 庭園は買えても銅貨までは買えない
通常のゲームで木こり(3)などをプレイし「+1buy」を得ればカードを2枚買えますが、ここではそうではありません。
一度目の購入フェイズでVillaを購入したことにより、最初に持っている1buyは使用済みとなります。ここでアクションフェイズに戻り、Villaをプレイすれば+1buyが増えますが、これはゼロから1に増えただけです。
7金1buyを出し、そのうちの4金を使ってVillaを買った。アクションフェイズに戻って手札の改築をプレイしてVillaを金貨に変え、残りの3金で銀貨を購入した。
× 銀貨は買えない
上の例と同じく、最初に持っている1buyはVillaの購入で使用済みです。その後buyを増やさずに再び購入フェイズになってもカードは買えません。つい購入フェイズになればカードが買えるのは当然という認識を持ってしまい、よく間違えます。
ターンの最初に民兵(4)をプレイし、アクションフェイズを終え、4金でVillaを購入。その効果で+1アクションを得て、Villaをプレイしてさらにもう2アクションを得る。その後手札から鍛冶屋を3枚プレイした。
× プレイできる鍛冶屋は2枚まで
Villa獲得時に+1アクションを得られますが、それはそのVillaをプレイした時点で消費されてしまいます。つまり残りゼロアクションから、Villaのプレイによって2増えるだけです。
ところで。通常はコスト4のカードと3のカードを買うには7金2buyが必要ですが、そのうち片方がVillaであれば6金1buyで買えます。Villaを先に買ってからアクションフェイズに戻してからそれを打てば1金1buyがもらえるためです。そう考えればVillaは実質3金0buyで買えるカードということになります。
もちろんこれはもう1枚別のカードを買うときだけの話であり、例えばVillaだけを買うならばもちろん4金が必要ですし、Villa2枚を買うなら7金1buyになります。
さて、もし橋(4)を3回打つなどして、Villaのコストが1になったらどうでしょう。Villaを買って即打てば、その1金でもう1枚のVillaが買え、つまりサプライに残ったVillaはすべて買うことができ、一山枯らすことができます。
あるいはVillaのコストが0まで値下がりしていたら。上のように枯らすことができる上に、1枚買って打つごとに1金が出ます。10枚残っていれば10金が。