今日の一人回し。
かねてから、例えば採集者(3)-よろずや(4)で始めたゲームでの第3Tに手札が銅銅銅屋採だったときに、採集者で廃棄すべきは銅貨なのか屋敷なのか考えることがありました。よろずやは屋敷しか廃棄できないため、せっかく銅貨を廃棄できるチャンスなんだったらするべきなんじゃないのか、と。
圧縮は多くのゲームで有用な戦略ですが、銅貨を廃棄できない・しても意味がないアクションカードはいくつか存在します。たとえば改築は銅貨を廃棄するにはさほど有効でなく、一方で屋敷を廃棄するには向いています。
つまり屋敷の廃棄用カードと焚火を組み合わせると、かなり早くなるんじゃないのかな、と。特に初手での焚火は銅貨2枚を廃棄するため、デッキ1周目のシャッフルは9枚となり、買ったカードが底に沈むこともなくなります。
というわけで。以下のカードと焚火を組み合わせ、その速度を計測してみました。
屋敷を廃棄して銀貨以上がもらえるカード:
改築(4)、改良(5)、交易場(5)、変成(0ポ)、再建(4)、開発(3)、よろずや(4)、交易人(4)、隠遁者(3)、肉屋(5)
この手順で属州4枚買うまでどのくらい時間がかかるか。
結果は以下のようになりました。
改築(4) | 13.7T |
改良(5) | 13.4T |
交易場(5) | 13.0T |
変成(0ポ) | 13.3T |
再建(4) | 13.2T |
開発(3) | 13.6T |
よろずや(4) | 10.2T |
交易人(4) | 12.5T |
隠遁者(3) | 計測不可 |
肉屋(5) | 10.9T |
ここで隠遁者は、打ったターンに焚火を購入するとそのターンにカードを購入していないこととなり、隠遁者は廃棄されて狂人(0*)に変わってしまいます。そのため次に屋敷を廃棄するまで隠遁者を買い直す必要があるため計測不可としました。
目を引くのはよろずやの早さです。初手から焚火を買えること、屋敷を廃棄しつつほぼ3金出せること、圧縮後はそのターンに獲得した銀貨を即ドローできること、よろずや自身が邪魔にならないことなどが活かされたようです。