ドミニオンの日々(はてなブログ)

カードゲーム「ドミニオン」について

遠隔地でのゴールデンデッキ


触れば触るほど、遠隔地(5)って弱い勝利点カードだなと思うわけです。


同じ5金で公領より1点高いものの、それが勝利点として価値を生むにはデッキをもう一周させ、かつその後1アクションを消費する必要があります。例えば2枚買った遠隔地が同時に手札に来ると、村でもない限りそのうち片方しか打てずに4点のみとなります。
打てずにデッキに残った遠隔地は点数にならず、そのため終盤になるほど買うのを躊躇ってしまいます。では序盤から遠隔地のみを狙って買い集めるのがいいかと言うと、6枚をマットに送って(6枚を買って、ではなく)やっと24点。属州3公領2と同じと考えると微妙です。そもそも公領公爵(5)のように、5金をコンスタンスに出すための銀貨たっぷりルートはデッキを太らせることになるわけですが、太った結果遠隔地を打つのが遅れるようでは意味がありません。

ではどうするか。
ひとつの解答としては高圧縮から毎ターンマットに送りつつ買うというものでしょう。

というわけで今日の一人回し。礼拝堂(2)を使って圧縮してみます。

  • 初手:礼拝堂-礼拝堂。
  • 以降銅貨と屋敷の圧縮を優先。ただしその後銀貨が買えなくなるほど銅貨を廃棄しすぎないように。
  • デッキ内を銀銀銅礼の4枚にしたら遠隔地を買い、以降は毎ターン遠隔地を打ちつつ遠隔地を買う。

この手順で、遠隔地6枚をマットに送り24点になるまで平均13.6Tと出ました。24点は礼拝堂による高圧縮からの属州4枚または属州3枚公領2枚と同じ点数となり、それよりはやや早めの結果となります。

問題はここからどうやってゲームを終えるのか、ということで。