いわゆるロイヤルブリッジについて

今日の一人回し。

御料車(5)とはつまり後打ちの玉座の間(4)のことであるわけで、ならばこれを使ってのビッグブリッジも成立するわけだ。と考えるとどうなるか。
これまでのビッグブリッジでは、はたしてどうやって橋6枚を打つだけのアクションを確保するかとか、そのために手札を増やすためには…など、発動までに必要な準備が多く、「できるけど時間がかかるしリスキーだからやらない」という判断がされがちでした。ところが御料車は後打ち可能、しかも呼び出しにはアクションを消費しないので、ただ御料車を5枚買って酒場マットに送り、橋(4)に対してそれらすべてを呼び戻すだけでいいのです。

これで＋6金・6金値引き・7buy・ですから、手札にもう2金あると仮定して属州4公領3の33点まで可能です。
ではその発動までの速度について。今日も一人回ししてみます。

• 初手：橋-銀貨
• 以下、3金で銀貨、4金でもう1枚だけ橋を、5金で御料車を買う。御料車を5枚まで買い終わったら4金で橋を買い足してよい。
• 酒場マットに御料車が1枚あり、手札に橋と4金以上があるとき、その橋に対し御料車を呼び戻して（6金・2金値引き・3buy）御料車を2枚購入してもよい。あるいは橋と3金あるとき、御料車2枚を呼び戻して（6金・3金値引き・4buy）御料車3枚購入してもよい。

この手順で、発動まで13.1Tと出ました。

二人戦に限れば、発動したターンまでに相手に買われてしまった属州が5枚（30点）ならばこちらは属州3公領4で同じく30点。4枚（24点）ならば先述の通りこちらは33点なので公領3枚までは許容。3枚（21点）ならば33点獲得してゲームは続きますが、ほぼ勝ちと言っていいでしょう。つまりこちらが発動するまでに相手に属州5または属州4公領3を買われなければいいわけです。このタイムリミットが13.1Tであれば、十分に勝ち目があると言えるでしょう。