ドミニオンの日々(はてなブログ)

カードゲーム「ドミニオン」について

ドミニオン日本選手権2015に参加してきました

大会から既に1か月弱が過ぎてしまいました。
こんなに遅くなった理由は、何度書こうとしてもその度にキーを押す指が止まってしまうからで。

今年も不甲斐ない結果となってしまいました。反省のためにもここにレポを。以下すべて予選午後のものです。


一回戦:


4番手、4-3スタート。
不正利得に何人行くかで話が変わってくる。少なければ礼拝堂から坑道をオアシスで捨てて得た金貨を改築するルートかとも思うが、呪いが大量に撒かれるようなら圧縮が間に合わない。
そして不正利得からの庭園は呪いを撒かれても痛くない。オアシスを多めに入れれば呪いが増えても4〜5金は出るだろう。というわけでこちらのルートを選択。早めに不正利得を入れたいので5金が出やすいオアシス-オアシスから入る。どこかで坑道を捨てられればいいな、と。(このときオアシス-オアシスで2周目5-5を期待していましたが、出ませんね。5-5期待なら銀貨-オアシスでした。)
しかし庭園ルートをしっかり意思表明するなら、ここは木こり-オアシスでよかった。一戦目の初手から間違えている。実際1番手は初手木こり。残る2人は礼拝堂へ。しかし2番手は銀貨金貨を買わずにオアシス坑道を集めるが、3番手は財宝カードを買う普通の圧縮プレイをしていたので呪いの処理ができずに沈んでいた。
1番手と庭園を同数だけ分け合い、あとは公領と坑道を。坑道は結局2回だけ捨てることに成功したが、金貨が手札に来たのは1回だけ。それも7金。そのころには公領も売り切れていたので坑道購入。つまりこの3金は何の意味もなかった。
庭園1枚4点にはなるものの、1番手に2点及ばす2位。



二回戦:

3番手、3-4スタート。
1番手が明確にシルクルートを示す工房-工房スタート。他の2人は金貸しから議事堂ルート。さてどうするか。
まさか1番手にシルク12枚集めさせるわけにはいかない(シルク12枚屋敷4枚で52点だ)。しかし他の2人はカットしてくれそうにない(という勝手な印象)。しかしさっき特殊勝利点集めで負けたという記憶が蘇り、正攻法ではどうかと考え、他の2人が銀貨を買ったのを見て、工房-義賊スタートとしてみた。しかしノーヒット。
1番手は工房と岐路だけ買い集め、その岐路がよく働く。そしてシルク5-4と分けたところで1番手のターン、議事堂で6枚になった手札から岐路→工房3枚打ちして残り3枚のシルクを取られる。この瞬間に4位が確定した。
振り返れば、4人戦での立ち位置を完全に見誤っていた。シルク勢と属州勢に分かれるとき、最もマークすべきは属州側でなくもう一人のシルクルート選択者だ。義賊はその相手に刺さらない。そして4番手にルート選択の自由はない。

ところで。この卓ではサプライに誤りがあり、街道がなく、その代わりに宿屋があった。議事堂側がやや有利になったかもしれないが、いやそれよりも街道工房ルートがあったじゃないか。それはずいぶん話が違うのだけど、気付いたのはゲームがかなり進行していた時点だったので仕方がない(ジャッジもそう裁定した)。

三回戦:

1番手 5-2スタート
村が4つもあるサプライ。ならばコンボに行きたくなるが、5-2だったので祝祭-愚者の黄金からの愚者ルートに。もちろん祝祭の代わりに香辛料商人も考えたが、2周目での銅銅屋屋香が怖いので避ける。
愚者ルートは3番手とあわせて2人だけ。だがあまりに我々が買い集めるからか、他の2人も1枚ずつ愚者をカットしてきた。こちらは周りがよく5枚を確保し、10枚目の愚者を2番手が買う。結果3番手は3枚だけ。これはむしろありがたい展開。
以降6金で国境の村と鍛冶屋を獲得、を3回繰り返す。2枚属州を買ったあとは愚者→金貨の変換を積極的に行い、4枚目の属州は6金での農地購入から国境の村廃棄で獲得。この2点が効き、3点差で1位に。
3番手は開発でコンボパーツをガンガン山の上に置く展開だったので焦ったが、お金がないため追いつかれなかった。

四回戦:



1番手 3-4スタート。
ここで1位になら通過という状況。
大使館には民兵が強く、民兵には書庫が強く、書庫には魔女が強く、魔女には交易人が強く、交易人にはまた民兵が強い。そしてもちろん堀はすべてのアタックに強い。誰が何を買うのかよく見ると、2番手が初手大使館。なので仕方なく銀貨-民兵スタート。これは大使館に対する”お仕事”だ。お仕事はしたくはないが、1位条件なので仕方ない。
その後みな大使館を買い、大使館に強い民兵もみんな買う展開。民兵を打たれてからの大使館は手札を4枚にしか増やさず、これで8金は望めない。一方手札5枚からの大使館は簡単に8金を出す。大使館を手札に持つときに民兵が打たれないことを願うゲームに。
なかなか8金が出ないまま早めに公領を買ってみるとみんなもつられて(?)公領が枯れる。全員1位条件のためかその後は屋敷が枯れ、さてこのゲームはどうやて終わるのかという空気に。
最後は祈りながら大使館を打った上家が12枚目の属州を買ってゲームセット。3位タイ。
民兵が買われた後は書庫に手を伸ばすべきだったか。


終わってみれば2-4-1-3Tで9.5ポイントという結果に。
どうしていつもこうなるのか。いくら言葉を重ねても意味がない気がするので、ただここでは事実だけを記して文を閉じることとします。