ドミニオンの日々(はてなブログ)

カードゲーム「ドミニオン」について

採集者-城塞


昨年の日本選手権の予選ラウンドのレギュレーションが「基本+暗黒時代」だったこともあり、暗黒時代のカードについてはある程度理解したつもりですし、リアルで対戦するプレイヤーのみなさんも同じなんですが、ネット上で対戦する人のなかにはそうでもない方も見受けられるようです。

今さら感はありますが、暗黒時代のいくつかのカードについて使い方をまとめ、一人回しで速度を測ってみようと思います。


という考えのもとに先日の「ネズミ-封土-墓暴き・盗賊」を書いたわけですが、今回は採集者(3)-城塞(4)です。

  • 初手:採集者-採集者。採集者は4枚まで買う。
  • 採集者で廃棄するカードは「まだ廃棄していない財宝カード」が優先。なので最初は必ず屋敷より銅貨から先に廃棄する。
  • 以降銀貨、金貨を買い足し、すぐに廃棄する。
  • 4金で城塞を買い、廃棄するものがなくなったらこれを廃棄の対象とする。城塞は何枚でも買ってよい。


金銀銅を廃棄することで採集者の価値が3金となり、手札に採集者3枚と城塞があればそれだけで9金が確定するわけですが、属州2枚ほど買ったところで8金が出づらくなります。手札にその属州2枚が混ざると届かないので。早ければ13Tほどで属州4枚買えますが、遅いときは18Tやそれ以上にも。

そこで、ここにもう1枚財宝カードがあるサプライだったらどうでしょう。借金(3)とか愚者の黄金(2)、名品(3)などの安いカードであれば序盤に買い、金銀銅とあわせて4種を廃棄することができれば城塞1枚と採集者2枚とで8金に届きますし、たまに16金出ることもあります。

ためしに借金を入れて測定したところ、属州4枚まで平均13.1Tと出ました。植民地だと3枚なら平均13.4Tですが、4枚だと上の理由により大幅にずれこみます。