ドミニオンの日々(はてなブログ)

カードゲーム「ドミニオン」について

日本選手権2014に向けて 参加者とジャッジの皆様に

今年の日本選手権まであと一週間となりました。

というわけで今年も、予選で使用される拡張であるギルドのルールについてまとめてみました。
参加者の皆様、そしてジャッジの皆様もご参考にして頂ければ幸いです。



  • コイントークンの所有枚数は公開情報である。手で隠さないこと。
  • 石工(2+)、名品(3+)、医者(3+)、伝令官(4+)購入時の過払い額については、その効果の処理より先に宣言すること。特に医者と伝令官については「山札を見る」「捨て札を見る」という、本来得られることのない情報を得た後で過払い額を選択することは認められないため、はっきりと宣言する必要がある。伝令官購入時に何も言わず捨て札を見るのは論外。

  • 石工はプレイ時と過払い購入時の効果を混同しやすいので注意。

プレイ時、手札を廃棄して得られる2枚のカードは、廃棄したカードよりもコストが低ければアクションカードでなくともよく、またコストは異なっていてもよい。
過払い購入時に得られる2枚のカードはアクションカード限定であり、そのコストは過払いした額に等しいもののみ。

  • 医者の過払い効果は、過払い額を宣言した後、その過払い額1金につき1枚を山札からめくり、廃棄・捨てる・山の上に戻す、を1枚ずつ決定する。

3金過払いして医者を買うとき、いきなり山札をまとめて3枚めくってはならない。

  • 収税吏(4)のアタック効果は巾着切り(4)と違い、手札を5枚以上持つプレイヤーのみ。1度受けて手札が4枚になったとき、さらにもう1度受けても効果はない。

  • 助言者(4)の効果で捨てるカードの選択は左隣のプレイヤーの意思によてのみ決まる。他のプレイヤーが助言することも、助言を求めることも許されない。決定後のリアクション・反応によって選択を変えることはできない、とすべきであろう。

  • 伝令官で公開されたカードがアクションカードであったとき、そのカードは強制的に使用される。玉座の間が公開された場合は手札のアクションカードを2度使用しなければならないが、持っていなければその必要はない。とは言え「持っていないこと」を示すため手札を公開する義務はないので、疑われた時はジャッジを呼ぶなどして証明する必要があるだろう。

  • 予言者(5)使用時、他のプレイヤーが+1カードを行うのは呪いを獲得してから。山札ゼロ枚のときに打たれたら獲得した呪いも含めてシャッフルし、そこから1枚引く。

予言者使用時、堀(2)を公開する・サプライに呪いがないなどの理由で呪いを獲得しなかった場合は+1カードを行わない。

  • 玉座の間(4)+商人ギルド(5)とプレイしたとき、+2金と+2buyを得られるが、「カードを1枚購入するごとに+1コイントークンを得る」効果は2倍にならない。商人ギルド2枚を打てば得られるコイントークンも2倍になる。