第6のプロモカード、Prince

New Promo at Origins...
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現在アメリカで開催中のゲームイベント、Originsにてドミニオンの新たなプロモカードが配布されたそうです。まさかのコスト8、まさかの永久使用アクションでした。


PRINCE
コスト8 アクション

あなたはこのカードをわきに置いてもよい。そうした場合、手札からコスト4までのアクションカードを1枚わきに置く。あなたの各ターンの開始時、そのアクションカードをプレイし、そのカードを場から捨て札にするとき再びわきに置く。(プレイしたターンにわきに置けなくなったらそのカードのプレイを止める。)

You may set this aside. If you do,set aside an Action card from your hand costing up to $4. At the start of each of your turns, play that Action, setting it aside again when you discard it from play. (Stop playing it if you fail to set it aside on a turn you play it.)

たとえば鍛冶屋(4)を対象にするだけで以降毎ターン手札8枚スタートとか、地下貯蔵庫(2)を置くだけで毎ターン手札チェンジ+村の効果とか、あるいは単なるキャントリップでも手札6枚+2アクション持ってスタートとか、何を置いても強いことは間違いありません。一方他のアクションカードと手札で一緒にならないと無意味という点で、宮廷(7)によく似ていると言えるでしょう。

それにしても属州と同じコストですから、これを買う状況としてはかなりのコンボ場か、植民地戦になるのでしょうか。あるいは石切場(4)か。




というわけで以下、ルールと考察です。

  • Princeの対象となるアクションカードは、各ターンのクリンナップフェイズに場から捨てるときに再びわきに置く。その前に場から離れた場合、あるいはクリンナップフェイズに捨てられない持続カードはわきに置くことはできず、その後のターンではPrinceの効果を失う。


場から離れるカード:祝宴(4)、抑留(2)、宝の地図(4)、島(4)、略奪(5)、狂人(0*)。
場から離れる可能性のあるカード:鉱山の村(4)、浮浪児(3)、死の荷車(4)、すべての騎士(5 or 4)、Prince(8)。

  • Princeの対象となるアクションカードがわきに置かれるのは、そのカードが捨てられたとき。他にもそのカードが捨てられたときに効果が発生する場合、わきに置く効果とどちらを先に解決するか決めてよい。それによりわきに置けなくなった場合、その後のターンではPrinceの効果を失う。


場から捨てられたときに効果が発生するカード:宝物庫(5)、薬草商(2)、錬金術師(3ポ)*1、浮浪児(3)、囲郭村(4)、画策(3)の対象に選んだカード。

  • Princeの対象となったアクションカードは各ターンの開始時にプレイされる。Princeを複数回使用することで複数のカードが対象となっている場合、各ターンの開始時にそれらを好きな順ですべてプレイする。持続カードが持続している場合、それらを含め好きな順で効果を得る。順序はすべてを最初に決める必要はなく、効果をひとつ解決するたびに次の効果を選んでよい。


例:Princeの効果で書庫(5)と秘密の部屋(2)がわきに置かれ、策士(5)が持続しているとき、先に策士の効果で+5カード・+1アクション・+1買い物を得た後、秘密の部屋の効果で手札10枚をすべて捨て10金を得て、書庫の効果で手札が7枚になるまでドロー。

  • 玉座の間(4)・宮廷(7)・行進(4)の対象にPrinceを選んでも、Prince自身をわきに置くことは一度しかできないため、Princeの効果は1枚のアクションカードに対してのみしか得られない。

行進-Princeと打ち、Princeをわきに置いたとき、そのPrinceは廃棄されないが、コスト9のアクションカードを獲得することはできる(あれば)。

  • 街道(5)を4枚使用するなどして、Princeの効果にもう1枚のPrinceを選んだ場合の処理は以下の通り。


PrinceAをプレイ。わきに置かなければ何も起きない。わきに置き、手札からPrinceBを対象に選んだ場合、Bをわきに置く。
次のターンの開始時にBをわきから場にプレイする。Bをわきに置かなければ何も起きないが、クリンナップフェイズにBを捨て札置き場からわきに置き、次のターンに同じことが起きる。
Bをわきに置いた場合、手札からコスト4以下のアクションカードCをわきに置く。クリンナップフェイズにBを捨てられないので、Bをわきに置くことはできず、Aの効果を失う。
さらに次のターン以降、ターン開始時にCをわきからプレイする。クリンナップフェイズにCを捨てられるならばCをわきに置き、Bの効果は継続する。


つまりPrinceを重ね掛けしても特別な効果はなく、ただPrinceが1枚余計にわきに置かれ、効果の発動が1ターン遅くなるだけである。ただし毎ターンの開始時にPrinceBをプレイしてわきに置かず、クリンナップフェイズにわきに置くことを繰り返して、他のコスト4以下のアクションカードを手札に引くまで待つ事が出来る。

  • Princeプレイ時、これをわきに置いた場合に「手札からコスト4以下のアクションカードをわきに置く」効果は強制。もし対象となるカードを手札に持っていなければ何も起きないが、その際に手札公開の義務はない。


その他の「手札にないこと」の証明義務がないカード:玉座の間(アクションカード)、金貸し(銅貨)、鉱山(財宝カード)、宝の地図(もう1枚の宝の地図)、墓暴き(アクションカード)、

  • Princeとその効果でわきに置かれたカードは、ゲーム終了時勝利点の計算の前にデッキに戻る。


ゲーム終了時にデッキに戻るその他のカード:原住民の村マットにあるカード、島マットにあるカード、持続中のカード、持続中のカードに効果を与えることで場に残っている玉座の間・宮廷・行進、停泊所の効果でわきに置かれたカード、わきに置かれた馬商人。

  • 一度Princeの対象に選んだカードは、その後毎ターン、ターン開始時に使用しなければならない。Princeの対象から外したければ画策の効果の対象に選び、クリンナップフェイズにそのカードを捨てるとき、画策の効果を先に使用して山札の上に置けばよい。

*1:ただしポーションコストを含むカードはPrinceの対象にはなり得ない