ドミニオンの日々(はてなブログ)

カードゲーム「ドミニオン」について

第十八回ゆるドミ会で優勝したよ

やりました!

嬉しいのでレポ書きますよ。




今回で18回目(!)となるゆるドミ会*1。今回のスイスドローのルールは次の通り。

  • 三回戦のスイスドロー
  • 一回戦ごとに上の順位から大会得点6-3-1-0点が与えられ、その合計の上位4名が決勝進出。
  • 評価は大会得点のみ。勝利点は考慮されない。三回戦を終えて同点ならワンダイスブラフ(ダイス1個持ちでのブラフ*2)で決定する。
  • 一回戦ごとにサプライ8種が指定。残り2種は手番の下位二人が1種ずつ追加する。

■一回戦:



(属州戦)


抑留(2)と仮面舞踏会(3)が追加されて上のサプライ。
二番手で4-3スタート。考えたことは以下の通り。

  • 宝物庫(5)は遅いと思うので行かない。
  • 脳筋狩猟団(5)で金銀銅+道化師(5)での属州狙いは強いと思うけど、四人戦で枚数が抑えにくいこと、海賊船(4)に銀貨や金貨を壊されたら買い戻さないといけないこと、抑留トークン乗せられるとしんどいことを理由に選択肢から外す。
  • 村がないので海賊船での属州狙いは難しいが、公領公爵(5)ならコイン3枚も貯めれば行けるだろう。秘密の部屋(2)で防御もされるだろうけど4人戦だから大丈夫だろう。

そういうわけで海賊船-銀貨でスタートしました。
ところがですよ。3Tも4Tも買ったカードが見えないんですよ。やってしまいましたダブルボトム*3。こんな大会で1/66の確率を引かなくても・・・
そしてその2枚は他のプレイヤーが打った海賊船でめくられて流されました。4Tを終えてのデッキは海賊船2枚銀貨1枚銅貨7枚屋敷3枚、海賊船コインゼロ。
その後は海賊船を4枚入れ、コインを4枚まで貯めてからは毎ターン5金が出るものの、それでも属州組に追いつかず海賊船・公領・宝物庫の3山切れで終了。公領4公爵2屋敷3呪い2の21点で3位。自分も秘密の部屋を入れたけど銀貨と同時に手札に来ることがなかったので役立たず。そもそも銀貨の枚数が少なかった。
海賊船の襲撃は一度も失敗しなかったのに間に合わなかったのは想定外。結局抑留トークンは狩猟団にしか置かれませんでした。勝ったのは宝物庫を集めての属州に行ったまなめさん。あれ?宝物庫早い?

■二回戦:

  災い:
(植民地戦)


仮面舞踏会と借金(3)が追加されて上のサプライ。
一番手で4-3スタート。

  • 魔女娘(4)ゲームでは初手で魔女娘と災いを取ることが多いのだけど、仮面舞踏会があること、どちらもターミナルアクション*4であることを考慮して選択肢から外す(実際魔女娘に行ったのは下家の一人だけだった)。
  • 坑道(3)を捨てる機会は魔女娘と、借金や投機(5)による財宝カード探しの間と、泥棒のアタックでめくられること。それだけで勝てるとは思えないのでそんなに数入れない。
  • 植民地戦なので泥棒(4)は入れる。
  • 仮面舞踏会と借金で圧縮しての投機に走れたらいいな。

というわけで仮面舞踏会-借金スタート。その後は研究所(5)、銀貨、泥棒、交易路(3)、坑道と種類を増やしつつ移動動物園(3)を買い足す形に。自分での圧縮と泥棒が銅貨を盗んでくれることとで銅貨をほぼ排除し、自分の泥棒は金貨や投機、白金貨を盗んでくれるという理想的展開に。坑道もよくめくれたので金量は十分に。12枚目の植民地を自ら買って試合終了。1位。
移動動物園がいい仕事してくれました。

■三回戦:


(属州戦)


3位-1位と来たので大会得点7点持ち。ここで勝てればなんとか決勝にワンダイスブラフの結果次第で決勝卓に進めるかな、と考えてたらメンツにれとれとさん、てっぺいさん、マンガンさんという地獄卓に座らされる。

ふたたび一番手。よろずや(4)と中庭(2)が追加されて上のサプライ。よろずやを足したのはよろずやマスターのてっぺい氏。
4-3スタート。考えたことは「一番手なのでよろずやには行くぞ」だけ。
2Tでふと思う。銀貨買うつもりだったけど、ここは中庭ではないか。増えた銀貨を引いてくるドローと、増えすぎた場合の調整用に中庭が必要になるのではないか。なら買うのは初手だろう。被っても問題ないターミナルアクションであるわけだし。というわけでよろずや-中庭スタート。
3Tに「銅銅銅屋屋」で銀貨買い、4Tの手札「銅銅銅屋+中庭」を見てふと思う。中庭打つとよろずやを持ったままシャッフルが入り、屋敷を廃棄出来るのは5Tで、その次に廃棄するのはデッキ4周目だ。打つべきか。ちょっと悩んで、それでも打ちました。
その後は金貨2枚を買い足してから全力緑買いモードに。属州残り1枚で自分のターン、シャッフルしたばかりの手札に金貨2枚あったのは本当にラッキーでした。終わってみれば属州4公領1屋敷1の28点で1位。可能性が出来た。


と思ったら大会得点15点持ちが2人、13点持ちは自分を含めて2人となり、その4人が決勝進出となりました。ワンダイスブラフは手番決めに使われることに。結果は2番手に。

■決勝戦


(植民地戦 避難所あり)


勝戦はいつもの通りに、4人のプレイヤーがサプライ2種ずつを選んで入札、それにランダムで2種を加えてサプライが作られるという方式。決勝卓には初めて参加したので何も考えておらず、それでも知ってる人が少ないかなと思って墓暴き(5)と行商人(8*)を記入。
ランダムで市場(5)と議事堂(5)が追加されて上のサプライに。これがなければアクションもbuyも増えないところでした。これで宮廷(7)+市場から議事堂によるドローに繋げるコンボが実現可能となり、行商人の購入にも意味が生まれてきます。つまりは墓暴きも生きてくるということで。


そして唯一の2-5スタート。初手でパスを宣言したせいかみんな仮面舞踏会に走る。それを見ての2Tの5金で香具師(5)を買うか考える。
香具師での呪いは回ってくるとしても、それでも銅貨も配れるのは植民地戦では大きいだろうと考え、やはり買うことに。その後2周目でもう1枚買い足す。
3周目で共同墓地から香具師2枚打つという幸運もあり、7金一番乗りで宮廷が買える。2枚目もすぐに。
十分にアクションカードを買い足したところで、「宮廷宮廷市場」が同時に手札に。山札はゼロ。この順で打って(祈りながら)シャッフル、カットを頼み、引いた3枚に執事(3)があって心の中でガッツポーズ。6ドローしてさらに市場。6アクション6buy増やしてから香具師2枚打ち、23金7buyで宮廷、議事堂、墓暴き、仮面舞踏会、行商人3枚を買うメガターン完了。ここで大勢は決まる。
その後宮廷+香具師と打って、ふと気付く。銅貨60枚のうち4人戦では4×7=28枚を使用するため、サプライには32枚。つまり香具師を打ちまくると呪い30枚とほぼ同時になくなるため、行商人と合わせて3山切れは早いのだった。
行商人が枯れ、残りの呪い1枚、銅貨3枚というところで再び宮廷+市場からの議事堂、議事堂と打ち、残り1つのアクションは宮廷+墓暴きで墓暴き・香具師を属州に、執事を公領に変えた上で植民地と呪い・銅貨3枚を買い24点を稼いで終了。最後は同卓した皆さんに「こうすると終わるよ」といろいろ教えてもらいました。正直勝利を目前にしてあっぷあっぷしててbuyの数がまともに数えられませんでした(すいませんでした)。
そういうわけで植民地3属州2公領1呪い4の41点で1位。勝ちました!

*1:http://twitter.g.hatena.ne.jp/m_shinzaki/20130311

*2:http://sgrk.blog53.fc2.com/?no=151

*3:初手に買った2枚が両方とも底に沈むこと

*4:「+○アクション」がないカード